半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-332)

332.服一綵①,則念女功之勞;御②一穀,則恤農夫之勤;決不聽之獄③,則懼刑之不中;進一士之爵,則恐官之失賢;賞毫氂之善,必有所勸④;罰纖芥之惡,必有所沮⑤。(卷四十七 政要論)

【注釈】
①綵:光色,花紋。②御:進食,食用。③不聽之獄:沒有定罪的案子。不聽,不定罪。④勸:勉勵。⑤沮:阻止,終止。

【白話】
穿上一件彩服,就想到織女的辛勞;吃一粒米,就體恤農夫勞作的不易;判決一件還沒有定罪的案子,就擔心用刑是否適當;晉升一個爵位,就思考自己是否用人失賢;對一個極小善舉的賞賜,一定要能起到勸勉人們向善的作用;對一個極微惡行進行處罰,也一定起要到警戒世人不敢作惡的功效。

【日本語訳】
色とりどりの服を一着着ると、織女の苦労を思いつきます。米を一粒口にすると、農夫の労作が容易ではないのを思いやります。まだ断罪していない事件を一件判決すると、刑罰が適当か、どうかと気になります。爵位を一個昇進すると、自分の用人に賢者を見逃してしまったか、どうかと考えます。ごく小善に応じる賞賜を通じて、人たちに善に向いて行くと励ます作用をおこせなければなりません。ごく小悪に応じる処罰を通じて、人たちに悪事を働こうとしないと戒める作用をおこせなければなりません。

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