半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-352)

352.夫物之相類者,世主之所亂惑也;嫌疑①肖象者,眾人之所眩燿②也。故狠③者類智,而非智也;愚者類君子,而非君子也;戇(zhuàng)④者類勇,而非勇也。(卷四十一 淮南子

【注釈】
①嫌疑:疑惑難辨的事理。②眩燿:迷惑,迷亂。③狠:當作「狙」,本字為「怚」。驕傲。④戇:急躁而剛直。

【白話】
彼此相似的事物,君王常被迷惑;彼此相像難以辨別的現象,大眾常被迷亂。所以傲慢自恃的人看似有智慧,實際上不算智慧(而是獨斷);愚鈍的人看似寬厚仁慈,而實際上那不是仁慈(而是懦弱);急躁剛直的人看似勇敢,而實際上那不是勇敢(而是魯莽)。

【日本語訳】
互いによく似ている物事は、君主をよく惑わせます。互いによく似て見分けにくい現象は、百姓をよく惑乱させます。したがって、傲慢で自恃を持っている人は、知恵があるように見えますが、實際のところ、知恵だというほどではありません(独断です)。愚鈍な人は、寛仁があるように見えますが、実際のところ、仁慈だというほどでありません(懦弱です)。せっかちで剛直な人は、勇敢があるように見えますが、実際のところ、勇敢だというほどではありません(生意気です)。

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