半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-9)

9.天下之害,莫甚於女飾。上之人不節其耳目之欲,殫生民之巧,以極天下之變。一首之飾,盈①千金之價;婢妾之服,兼四海之珍。縱欲者無窮,用力者有盡;用有盡之力,逞無窮之欲,此漢靈②之所以失其民也。上欲無節,眾下肆情③,淫奓(shē)④並興,而百姓受其殃毒⑤矣。(卷四十九 傅子⑥)

【注釈】
①盈:超過。②漢靈:即漢靈帝劉宏,東漢第十一位皇帝。在位期間重用宦官,殘殺士人,恣情縱樂,導致爆發黃巾起義,漢朝名存實亡。③肆情:猶縱欲。④淫奓:奢侈無度。奓,「奢」的籀文。⑤殃毒:禍害。⑥傅子:西晉傅玄著。

【白話】
對天下有危害的事,沒有比君王讓後宮的女人過分的裝飾打扮更嚴重的了。君王不節制耳目的欲望,竭盡天下的奇巧,耗盡天下的奇異之物。後宮女子一頭的首飾,就花費千金之資;婢妾的衣服,包含了四海的珍寶。縱欲的人欲望無窮,而百姓的物力有限;用有限的物力,去滿足無盡的欲望,這是漢靈帝失去民心的原因。在上者欲望沒有節制,下面的人肆情縱欲,荒淫奢侈之風並起,百姓就會遭殃受害。

【日本語訳】
天下に災いをもたらす種に、後宮の女房たちの過度な着飾りを君主が許してしまうことより酷いものはありません。耳と目の欲望を制限しない君主は、天下の珍しくて巧みな者を探し求め、天下の奇異な物をかき集めます。女房一人の髪飾りに千金をはたし、妾一人の衣裳に四方の珍宝が使われることもありました。好きなように生きる者の欲望が尽きることはないが、絞られる民の財力には限度があります。有限な財力で無限の欲望を満たそうとすること、これこそ漢の霊帝が民の心を失った原因です。上位にいる者の欲望に制限はなく、その下につく者も欲望のままに行動してしまうと、荒淫と贅沢を好む風潮が興り、民は被害を蒙ります。

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