半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-136)

136.上不天,則下不偏①覆;心不地,則物不畢載。大(tài)山②不立好惡,故能成其高;江海不擇小助,故能成其富。故大人③寄形④於天地,而萬物備;措心於山海,而國家富。(卷四十 韓子)

【注釈】
①偏:「徧」的誤字。徧,指普遍。②大山:泰山。大,「太」的古字,通「泰」。③大人:猶言王者。④寄形:猶言託身。指以天地般廣大的胸懷來治理。

【白話】
君主不效法蒼天,就不能保護所有的人民;君主心胸如果不像大地那樣寬廣,就不能承載所有萬物。泰山對土石沒有好惡之心,所以能夠形成它的高大;江海對細流不加選擇,所以能夠形成它的壯闊。所以君主寄託形體於天地,似天之遍覆,地之遍載,因此萬物豐饒;心之運用如大山不讓微塵,江海不擇細流,因而國家富足。

【日本語訳】
君主が天を見習わないと、全ての民を守ることはできません。もし君主の懐が大地のように広くないと、全ての万物を受け入れることはできません。泰山は土や石に対して好き嫌いがないから、あれほどの高大さになれます。江海は細い分流を選ばないから、あれほどの壮大さになれます。そのために、君主も天地を見習い、天のように遍く覆いかぶさり、地のように遍く受け入れると、万物は豊饒になれます。また、心を泰山や江海のようにして、広く相手を受け入れられると、国は自然に豊かになれます。

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