半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-340)

340.夫教訓者,所以遂道術而崇德義也。今學問之士,好語虛無之事,爭著雕麗之文,以求見異於世,品人①鮮識,從而尚之,此傷道德之實,而惑矇夫②之失者也。詩賦者,所以頌善醜之德,泄哀樂之情也,故溫雅以廣文,興喻③以盡意。今賦頌之徒,苟為饒辨④屈蹇(jiǎn)⑤之辭,競陳誣罔⑥無然⑦之事,以索見怪於世,愚夫戇(zhuàng)⑧士,從而奇之,此悖孩童之思,而長不誠之言者也。盡孝悌於父母,正操行於閨門⑨,所以為列士也。今多務交游以結黨,偷勢竊名,以取濟渡⑩,夸末⑪之徒,從而尚之,此逼貞士⑫之節,而眩世俗之心者也。養生順志,所以為孝也。今多違志以儉養,約生⑬以待終,終沒之後,乃崇飾喪紀⑭,以言孝,盛饗⑮賓旅以求名,誣善⑯之徒,從而稱之,此亂孝悌之真行,而誤後生之痛者也。忠正以事君,信法以理下,所以居官也。今多姦諛以取媚,玩法以便己,苟得⑰之徒,從而賢之,此滅貞良之行,開亂危之源者也。五者,外雖有賢才之虛譽,內有傷道德之至實。(卷四十四 潛夫論)

【注釈】
①品人:眾人,常人。②矇夫:瞎子。指不學無知之人。③興喻:指詩歌創作手法的興與比。興為託物言志,喻為取他物作比況。④饒辨:即譊(náo)辯。爭訟辯論。饒,通「譊」,爭辯。辨,通「辯」。⑤屈蹇:形容隱晦艱澀。蹇,通「謇」,艱澀,艱難。⑥誣罔:無中生有,欺騙愚弄。⑦無然:不是這樣。⑧戇:愚,傻。⑨閨門:內室的門。借指家庭。⑩濟渡:渡水到達彼岸。比喻仕途順利,辦事方便。⑪夸末:謂浮誇而不務實。⑫貞士:志節堅定、操守方正之士。⑬約生:節約生前供養。⑭喪紀:喪事。⑮饗:以隆重的禮儀宴請賓客。泛指宴請,以酒食犒勞、招待。⑯誣善:偽善。⑰苟得:不該得而得到。

【白話】
教育訓導,是為了成就道德學問和弘揚德義的。現今做學問的人,喜歡談論荒誕無稽的事,爭相寫作雕飾華麗的文章,以求標新立異被世人特殊看待,一般人很少能認識清楚,便跟著尊崇他,這是實際上傷害道德,而嚴重迷惑無知者的大錯。詩和賦,是用來吟誦善惡品行、抒發哀樂情感的,所以用詞溫潤典雅來增加文采,用興和比的方式來充分表達心意。而現今吟賦作頌的人,隨便地創作巧辯晦澀的文辭,競相陳述欺妄不實的事情,以博取世人的驚異,愚昧無知的人,便跟著對他稱奇讚歎,這是惑亂孩童的思想,而助長不誠實的言論的做法。對父母竭盡孝順恭敬,在家中則端正操守品行,這樣才夠得上稱為士人。如今人們多致力於結交朋友以結為朋黨,竊取權勢、名譽以求在仕途上飛黃騰達,那些浮誇而不務實的人,便跟著推崇他,這是貶抑忠貞之士的節操、迷惑世俗人心志的行徑。奉養父母,順承其心意,就是孝道。現今人們多違背父母的意願並吝嗇於贍養父母,在父母生前緊縮開銷而等待父母死亡,當父母亡故之後,子女們卻隆重操辦喪事來顯示孝心,大辦宴席款待賓客來博取孝名,那些偽善的人們,便跟著稱頌他們,這是悖亂孝悌的實質,貽誤後輩而令人痛心的事。以忠誠正直來事奉君主,以信守法度來治理百姓,這是為官者的責任。現今的官員多姦詐諂媚來討好上司,玩忽法令以方便自己,那些不應得到官職而得到的人,便跟著尊崇他,這是毀滅善行、開啟造成動亂的禍根。這五種做法,表面上雖然有賢才的虛假名譽,而實質上則會嚴重損害道德。

【日本語訳】
教育と訓導は、道徳と学問を成就し、徳義を広めるためにあります。今や研究に携わる者は目新しさと特異さで人々から特別視されることを求めて、荒唐無稽なことを論じるのを好み、美辞麗句に修飾された華美な文章を作ることを競います。何かをよく分ってから崇める人は少なくなってしまったが、このようなことは実は道徳を傷つき、無知な者をいたく戸惑わせてしまう大きな過ちです。詩と賦は、品行の良し悪しについて朗読し、哀楽などの感情を綴るためのものです。そのために、優しくて正しい言葉を使って文章としての美しさを増し、興と比という形で気持ちを充分に伝えようとしました。しかしながら、今の詩人たちは人々の讃嘆を得るために、難しくて詭弁にすぎない言葉をいい加減に作っては事実とは違うことを競って言います。愚かで無知な者はそのような者に対して賞賛を送るが、これは子どもの思想を惑わせて混乱させ、嘘の言論を助長してしまうやり方です。親に対して孝行の限りを尽して尊敬し、家の中では品行を正しく守ってこそ、詩人と言えます。今の人は仕官の道を順調に歩めて、権勢や名誉を盗み取るために、友達を作って徒党を結ぶことに力を注ぎます。足が地についていない投機的な者たちはそのような者についていくが、このようなことは忠節を守る者の節操を貶め、人々の心を惑わせる行いです。親を養って、親の心に従えば、孝行と言えます。今の人の多くは親に背いて、親を養うことを嫌います。親が生きている時は節約をして親の死を待つばかりだが、親が亡くなると、盛大な葬式をして子どもとしての孝心を誇示し、広く宴を設けて弔客をもてなし、孝子の名声を博しようとしました。偽善者はそのような子どもを賞賛するが、これは考の本質にもとることであり、後世に笑われる程、痛ましいのです。忠誠と正直さで君主に仕えて、信用と法制で民を治めるのは、仕官している者の責任です。しかしながら、今の官員の多くは媚びへつらうことで上司におもねり、私利のために法制を弄びます。官職を得られないはずなのに、官位についてしまった者たちはそれらの悪人を崇めるようになるが、これは善行が滅ぼされて、動乱が起こる禍の元になります。これら五つのやり方は、見かけでは賢明な才能があるように見えても、実は道徳をひどく損なってしまいます。

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