半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-53)

53.抱朴子曰:「貴遠而賤近者,常人之用情也;信耳而疑目者,古今之所患也。是以秦王歎息於韓非之書,而想其為人;漢武慷慨於相如之文,而恨不同世。及既得之,終不能拔。或納讒而誅之,或放之乎冗散。此蓋葉公之好偽形,見真龍而失色也。」(卷五十 抱朴子・廣譬)

【白話】
抱朴子說:「重視遠方之物而輕視近處之物,這是一般情況下人的感情表現。相信聽聞而懷疑眼見,是古人、今人都常犯的毛病。因此,秦王對著韓非子著的書讚歎,而希望見到他本人;漢武帝感慨司馬相如的辭賦,而恨不能處在同時。等到見到他們以後,卻始終不能重用。韓非子因為秦王採納讒言被殺掉了;司馬相如則被安置在閒散的職位。這大概就是葉公好龍,見到真龍反而大驚失色吧!」

【日本語訳】
抱朴子は言いました。「遠方のものを重視し、近くにあるものを軽視するのは、一般の人によく見られる感情表現です。聞き入れた噂を信じて、目の前に見えるものを疑うのも、古今の人々がよく犯す過ちです。そのため、秦王は韓非子の著書を讃嘆して本人に会いたいと望みました。漢の武帝は司馬相如の辞賦に感服しました。しかしながら、実際に会うと、彼らが重用されることはありませんでした。韓非子は秦王が讒言を聞き入れたために殺され、司馬相如は閑職に安置されてしまいました。竜を好む葉公が本当に竜を見ると、顔面蒼白になって驚いてしまう故事のようでしょう。」

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