半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-262)

262.是以人君自任而躬①事,則臣不事②事矣。是君臣易位也,謂之倒逆,倒逆則亂矣。人君任臣而勿自躬,則臣事事矣。是君臣之順,治亂之分,不可不察。(卷三十七 慎子)

【注釈】
①躬:親身;親自。②事:治理;任事。

【白話】
君主凡事都要自己親自去做,那麼臣子就不主動治理好事務了。這是君臣互換位置,稱作顛倒錯位,顛倒錯位必然會造成混亂。所以,君主任用臣子而不用事必躬親,那麼臣子就會各司其職,盡職盡責完成任務。這是君臣倫理的正常關係,治世和亂世的區別所在,不能不審慎明察。

【日本語訳】
君主が何でも自分でこなそうとすれば、臣下は積極的に働きません。このような場合は君臣の立場上の逆転だと言われるが、必ず混乱を招いてしまいます。そのために、君主は何でも自分でこなそうとする必要がありません。そのようにすれば、臣下はそれぞれの職位に従い、その職務をやり遂げます。これこそ君臣の倫理における正常な関係です。よく治められた世の中と乱世の違いはこのような所にあり、慎重にならなくてはなりません。

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