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印光法师文钞

#綱紀 の検索結果:

群書治要三六〇(4-230)

…規律を、地理の状況を観察して大地の自然的な特性を掌握していました。陰陽の気を調和させて、春夏秋冬の節気の変化に寄り添うものでした。土地の高さを考察してその地に適した作物の栽培を探し出し、飢えと寒さの心配を取り除きました。仁義の道を推し進めることによって人間関係を管理した。地域を分けて州と郡を設置し、官吏たちにそれぞれの仕事を任せて官吏させたのです。さらには太学を設立し、人材の教育と民の教化をさせました。これこそ国を治めるための綱紀でした。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(4-229)

…他所做的事情能夠成功,那是不可能的。所以從事各種行業的工匠,也都有一定的規矩。如今大到治理天下,其次到治理大國,卻沒有一定的法度,這還不如各行各業的工匠呢!」 【日本語訳】墨子は言いました。「天下のどのような職業についている者でも、準則がないのはありえません。準則なくして仕事の成功を望むのは、ありえないことです。そのため、各種の職人にも規則はあります。天下の政事から国の政事まで、一定の法制がないと、職人の仕事よりも劣ってしまいましょう。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(4-228)

…不審,衣服無等,下賤侵節,[下賤侵節作上下凌節]而求百姓之尊主政令,不可得也。(卷三十二 管子・權脩) 【白話】朝廷不整肅,貴賤不分明,長幼無區別,法度不詳明,服制無等差,上下逾越法度,卻希望百姓遵從君主的政令,是辦不到的。 【日本語訳】朝廷が厳しく取り締まわず、貴賤が明瞭に分けられず、長幼に区別がなく、法制が明白でない、服の制度に違いがなく、上下が節度を越えてしまっているのに、民に君主の政令を守ってほしいというのは、ありえないことです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(4-227)

…,錯誤的言論必定被廢止,有功必定獎賞,有罪必定懲罰。如此就可以使國家社會秩序安寧。 【日本語訳】正しい言論は実行されず、誤った言論は粛清されず、功労のある者は褒美を貰えず、罪のある者は罰せられない。このような状態で民をよく治められた例は今までありませんでした。正しい言論は必ず採用され、誤った言論は必ず廃止され、功労があれば必ず褒美を与えられ、罪があれば必ず罰せられる。このようにすることができたら、国家社会の秩序は安定して落ち着きましょう。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(4-226)

…康不能守住前人的功業以至於亡國)。 【日本語訳】我らが輝かしい聖徳を残した先祖である大禹よ!たくさんの諸侯国の共同の君主でありました。万世に伝わる代わりのない経典や完備された礼法制度、これら価値のつけがたい宝を子孫に残してくれました。今や、経典や文章は相変わらずあるが、後人が先祖の事業を怠けて荒らしたせいで、宗族は間もなく転覆し、祭祀も断絶の危機に立たされています!まるで太康が前人の功績と事業を守れずに、国を滅亡に追いやったのと同じです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-247)

…迷惑了。 【日本語訳】上位にいる者の好みがよく分らないと、民は困惑してどのようにすればいいのか分らなくなってしまいます。下位にいる者が不誠実な心でいると、その真意を知るのは難しく、上位にいる者は特に疲れます。そのために、民を治める指導者は、優良な道徳規範を表彰し、社会の風俗と人情を牽引するようにするべきです。そして、民が豪奢で放逸な風潮に流されないように、罪や過ちには慎重に懲罰を与えます。このようにすれば、民が困惑することはなくなります。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-246)

…を料理する時も、もしよく攪拌したりすると、料理人の腕前が損なわれてしまいます。大国を治める時、もし政策がよく朝令暮改な状態であれば、民は安定しない生活に大いに苦しまれることになります。そのために、治国の方法が分る君主は安らかで落ち着いたやり方を最も大事にして、法令の変更にはいつも慎重です。ゆえに、「大国を治めるのは、小魚を調理するようなことです」とも言われています。(繰り返して攪拌してはならないように、朝令暮改の状態にしてはいけません。) >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-245)

…わけがありましょうか。これこそ、いくら刑罰が複雑で多くあっても、邪な悪行を止められない理由です。そのために、俸禄をいただいている家は、生活できるだけの俸禄をいただければ、それで充分です。民とそれ以上の産業を争ってはいけません。そのようにすれば、利益は遍く広まり、民も家族を養えます。これは天が決めた公理であり、また、遠い昔から伝わる治国の方法でもあります。天子はこれを見習って制度にするべきです。大夫もこれを自分の行為の準則にするべきです。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-244)

…いるのならば、臣下は具体的な細かいところを処理します。君主が鍵となる問題に取り掛かっているのならば、臣下は詳細な行動を実行します。君主が国の権力を握っているのならば、臣下は日常的な事務を行います。臣下として、手に符契があって出仕しているのならば、職名に見合うだけの仕事をするように自分を要求するべきです。名は天地の綱紀で、聖人が物事を行う時の符節です。天地の綱紀を発揚し、聖人の符節を使えたら、万事万物の状況に見えないことはもはやありません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-243)

…身分にします。二、俸禄を与えて、臣下が豊かになれるようにします。三、褒美を与えて、臣下が君主からの関心と重視を感じられるようにします。四、官職を与えて、臣下の品行と徳性が上昇できるようにします。五、大きな功労を立てた功臣を厚くもてなし、福を得られるようにします。六、財産を没収して、罪を犯した臣下が貧しくなるようにします。七、官職を免職させて辺境に流すことによって、臣下の罪を懲罰します。八、責任を問い、臣下が失職した過ちについて追求します。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-242)

…戦々恐々な態度で、千百の国事を執り行わなければなりません。」……箕子は武王に戒めました。「一般の官吏は賞罰の大権を独り占めにしたり、美食を享受したりしていません。もし一般の官吏でも賞罰の権利を行使し、美食を享受することができたら、あなた様のご家族と国に害を及ぶことでしょう。(権力が臣下の方にあると、他の官員と民はその者に迎合して媚びるからです。)国民たちはこれで邪な正しくない人間になってしまい、民も礼法を越えて不誠実になってしまいます。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-241)

…作,教化成功了,也就不用實行刑罰了。 【日本語訳】昔、聖人は心を尽して考悌仁義で民を教化し、導こうとしました。そして、法令をよく宣伝してから、法に従って刑律を執り行っていました。刑律で国を治めるのは、鞭で馬車を御するようなものです。どれほど腕のいい御者でも、鞭がなくては馬車を乗りこなせないが、軽々しく使わないようにしているだけです。聖人も法令の助けを借りて教化の仕事をよくしています。教化が浸透したら、もう刑罰を実行する必要はなくなります。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-240)

…がないと、時間が経つと民は道義を疎かにしてしまいます。そして叛乱が起こります。仁義があっても刑法がないと、民は怠慢になり、悪事に手を染めてしまいます。従って、仁義を根本にして、法律を補佐にすることです。両者を結びつけて、どちらにも偏ることがなかったら、国を治めるのに最高の境界です。仁義による教化は目立たないが、長い効果があります。刑罰は顕著な効果があるが、(依頼しすぎると、)国の滅亡を加速してしまいます。これは国を治める上の自然の理です。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-239)

…ある者に褒美を与えること。四、犯罪を懲罰すること。これら四つのことが厳しく明朗に実行されると、国は太平でいられましょう。もし官員を選抜する時はその徳性と品行に着眼するのではなく、互いの仲の良さで評価し、その才能ではなく、在位している時間の長さで評価しているのならば、下級から上級への尊敬を要求するのは、とうてい無理のある話です。奨励が権勢によって得られ、刑罰が権勢によって逃れられると、臣下に邪な行為がないように望むのは、無理のある話しです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-238)

…生註:「定公,魯君謚。時臣失禮,定公患之,故問之。」 【白話】魯定公問:「君王指揮臣子,臣子奉事君王,應當如何呢?」孔子回答說:「君王指揮臣子要依國家的禮法規矩,臣子事奉君王要盡忠職守。」 【日本語訳】魯の定公は尋ねました。「君王が臣下を指揮し、臣下が君王に仕える時は、どのようにすれば良いのでしょうか?」孔子は答えました。「君王が臣下を指揮する時は国家の礼法と規則に従うべきです。臣下が君王に仕える時は忠義を尽して職責を全うするべきです。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-237)

…理一個擁有千輛兵車的諸侯國,國事須用真心恭敬謹慎處理,對人民要誠信;節省費用,愛護百姓;使用民力,要選擇農事閑暇之時。(不妨礙農事生產活動。)」 【日本語訳】孔子は言われました。「千台の兵車を有する諸侯の国を治めたいのであれば、真心で国事を慎重に、恭しく処理しなければなりません。民には誠意と信用を持って接しなさい。費用を節約して民を愛護しなさい。民の力を借りる時は、農事の休閑の時期を選びなさい(農業の生産活動の邪魔にならないためです。)」 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(3-236)

…に仁愛の心を分らせるのには、指導者の仁義が必要です。民が悪事に手を出さないようにするのには、指導者が法令を執行することが必要です。いわゆる法令というのは、功労があれば褒美を与え、罪があれば必ず罰することです。これら三つの原則は、天下を治めるための手段です。(これら三つの手段を持ってさえすれば、)王業を成就したかったら王業を成就できるし、覇業は成就したくても覇業を成就できます。また、国の強盛も思いのままです。全ては君主の志向に任せられます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(2-222)

…正,天地之大義也。」(卷二十五 魏志上) 【白話】《周易》上說:「男子主其位於外(承擔家庭生計),女子主其位於內(負責相夫教子),男女各自安於自己的本分,這是天地間的大道理。」 【日本語訳】『周易』は言いました。「男子は対外的な物事に対する責任を負いますが(家庭生計を負います)、女子は対内的な物事に対する責任を負います(夫を支えたり、子供を育てたりするのを負います)。男女はそれぞれに自分の本分を守るのは、天地の間に大きな道理であります。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(2-221)

…國家法紀的首要,也是聖王教化的開端。 【日本語訳】『詩經・周南・關雎』は言いました。「しとやかな淑女は、君子のつれあいに相応しいものです。」というのは、貞潔な、高貴な品行を保てて、食い荒らす行為がなくて、情欲な感触が容貌儀表に顕露しなくて、親昵した私情が仕草言動に表現しません。こうしないと、至尊の地位を持つ君主に似合えなくて、宗廟祭祀の責任を負えません。これは社会秩序と国家の法律と規律の最も主要な条件であって、聖王教化の発端でもあります。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(2-220)

…應禁止暴亂之事,制止奢侈之風。」 【日本語訳】文王は尚父(即ち太公)に聞きました。「君主としては、誰を推賞すべきですか、誰を追い払うべきですか。誰を選抜すべきですか、誰を捨て去るべきですか。何を禁止すべきですか、何を防ぐべきですか。」尚父はいいました。「才度のある人を推賞すべきです、不肖な人を追い払うべきです。誠実で信用を守る人を選抜して任用すべきです、巧詐虚偽な人を捨て去るべきです。暴動事件を禁止すべきです、奢侈の風を制止すべきです。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(2-219)

…辭令,出之以理,教化民眾不要為非作歹,不讓他們作惡,這就是「義」。 【日本語訳】天地に最も大きな徳性は万物を涵養してあります、聖人に最も貴重なものは崇高な地位であります。どうすれば、名声と地位を完全に保ちますか。「仁」に頼ります。どうすれば、人民を集めますか。資財を使います。しっかり財物を管理して、諸費用を節約して、応待の言葉をきちんとして、道理で話し合って、悪事を為さないように民衆を教化して、彼らに悪事を働かせません、これは「義」です。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(2-218)

…辭多。躁人,謂私議國政之人也。」 【白話】善於處理政務的人,觀察風俗而施行教化,考察過失而設置預防制度,刑罰與恩惠交替使用,文德教化和武備防禦輪流施用,然後才能做到政治和時勢相適應,而不安於本分的人才可以安定。 【日本語訳】政務処理がうまい人は、風俗を観察して教化を施行して、過失を考察して予防制度を設置して、刑罰と恩恵を交互に使って、文徳教化と武備防禦を順番に施用して、そして政治と時勢がお互いに適応し合えて、まじめでない人が安定出来ます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(2-217)

217.曾子曰:「先王之所以治天下者五:貴貴,貴德,貴老,敬長,慈幼。」(卷三十九 呂氏春秋) 【白話】曾子說:「上古賢明君王用以治理天下的方略有五個:尊重顯貴之人,崇敬有德之人,敬愛老人,尊敬長者,慈愛孩童。」 【日本語訳】曽子は言いました。「上古では、賢明な君王は天下を治める方略が五つあります。顕貴な人を尊重します、有徳な人を崇敬します、老人を敬愛します、長者を尊敬します、児童を慈愛します。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(2-216)

216.禮以行義,信以守禮,刑以正邪。舍此三者,君將若之何?(卷四 春秋左氏傳上) 【注釈】①矣:表示感嘆的語氣。 【白話】禮是用來推行道義的,信是用來維護禮的,刑法是用來糾正邪惡的。拋開這三者,國君將怎麼辦? 【日本語訳】礼は道義を広く実行するのに使うのですが、信は礼を維持するのに使うのですが、刑法は邪悪を糺すのに使うのです、この三つを捨ててしまったら、国君はどうすれば、いいでしょうか。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(2-215)

…です、義とは、適切なことです。礼とは、履践する準則であることです。智とは、策略の本源であることです。利益を追求して弊害を取り除いて、兼愛無私で、仁と称します。明辨是非で、確定可否で、義と称します。進退に法度があって、尊卑に区別があって、礼と称します。生殺の大権を握って、塞がった賢者任用と進言の道を疎通して、商品流通の法則を権衡して、事情得失の道理を検討して、必ず君主に遠近真偽の状況を表せて、策略と称します。この全ての四つは治国の基礎です。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(2-214)

…聖先王以仁義治天下的政治主張。 【白話】用禮節制人們內心的欲望,用音樂調和民眾的思想感情,用行政的力量來推行教化,用刑罰的力量防止越軌。禮、樂、刑、政這四者都得到實現而不相違背,那麼王道政治就完備了。 【日本語訳】礼で民衆の内心にある欲望を節制して、楽で民衆の思想感情を調和して、行政の力で教化を広く実行して、刑罰の力で常軌を逸するのを防ぎます。礼、楽、刑、政、この四つの全てが実現出来てお互いに違背しなければ、王道政治はもう完備しています。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(2-213)

…天と地と共存出来る言は、言行一致することで、天と地と同じように公正無私なことであることです。第三、あなたを諸侯の中で傑出した者にならせる言は賢者を尊敬して、虚心に諫言を受け入れて、そのうえ謙遜して士人を礼遇することです。第四、あなたを天下の宗主に成らせる言は、恭しくて慎重に不肖のひとを取り扱うことです。第五、止まりなく天下を代々に伝承し続けられる言は、吉凶盛衰の規律を明らかに分かって、時宜に従って、天下を包容して、万物を涵養することです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(2-212)

…に順うことです、二番は自ら自身を正して身を持って範を示すことです、三番は賢徳な人を任用することです、四番は民情を体験して観察することです。五番は合理の法律制度を制定することです。六番は国家が安泰で人民は平穏であるのを成就することです。忠誠信実で天道に遵います、絶え間なく貫いて自分を修正します、踏み迷わなく賢明を任用します、精一杯に民情を思いやります、常道に従って律法を制定します、親切正直で功績を立てます。これらは古聖先王の為政の要領です。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(1-263)

263.政不可多門,多門則民擾。(卷二十九 晉書上) 【白話】政令不可由許多部門發出,因為這樣會困擾民眾,使他們無所適從。 【日本語訳】政令はたくさんの部門から出してはいけません。あまりにも多すぎると、民は困ってしまい、どうすればいいのか分からなくなってしまいます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀

群書治要三六〇(1-262)

…世的區別所在,不能不審慎明察。 【日本語訳】君主が何でも自分でこなそうとすれば、臣下は積極的に働きません。このような場合は君臣の立場上の逆転だと言われるが、必ず混乱を招いてしまいます。そのために、君主は何でも自分でこなそうとする必要がありません。そのようにすれば、臣下はそれぞれの職位に従い、その職務をやり遂げます。これこそ君臣の倫理における正常な関係です。よく治められた世の中と乱世の違いはこのような所にあり、慎重にならなくてはなりません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #綱紀