半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-236)

236.太上①使民知道,其次使民知心,其下使民不得為非。使民知道者,德也;使民知心者,義也;使民不得為非者,威禁②也。威禁者,賞必行、刑必斷之謂也。此三道者,治天下之具也。欲王而王,欲霸而霸,欲強而強,在人主所志也。(卷五十 袁子正書)

【注釈】
①太上:最上,最高。②威禁:法令,禁令。

【白話】
最高的境界是讓人民通曉天地及人世的大道;其次是讓人民懂得仁愛之心;最下的是讓人民不做壞事。讓人民通曉天地人世的大道,靠的是領導者的德行;讓人民懂得仁愛之心,靠的是領導者的道義;讓人民不做壞事,靠的是領導者施行法令。所謂法令,就是有功必賞,有罪必罰。這三個原則,是治理天下的手段。(奉持這三者)想成就王業就能成就王業,想成就霸業就能成就霸業,想國家強盛就能強盛,這就要看君主的志向了。

【日本語訳】
最高の境地は、民が天地及び世の中の大道について精通できるようにすることです。その次は、民に仁愛の心を分らせることです。最も下なのは、民が悪事に手を出さないようにすることです。民に天地及び世の中の大道を精通してもらうのには、指導者の徳性と品行が必要です。民に仁愛の心を分らせるのには、指導者の仁義が必要です。民が悪事に手を出さないようにするのには、指導者が法令を執行することが必要です。いわゆる法令というのは、功労があれば褒美を与え、罪があれば必ず罰することです。これら三つの原則は、天下を治めるための手段です。(これら三つの手段を持ってさえすれば、)王業を成就したかったら王業を成就できるし、覇業は成就したくても覇業を成就できます。また、国の強盛も思いのままです。全ては君主の志向に任せられます。

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