半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-247)

247.上人①疑,則百姓惑;下難知②,則君長勞。故君民者,章③好以示民俗,慎惡以御④民之。(卷七 禮記)

【注釈】
①上人:居於上位的人,指君主。②難知:指心懷欺詐,難知其心。③章:通「彰」,彰明。④御:治理,控制。

【白話】
居上位的人好惡不明,就會使人民疑惑而無所適從;居下位的人心懷欺詐,難知其心,就會使上位者格外操勞。因此治理人民的領導者,應該表彰優良的道德規範,以引導社會的風俗人情;慎重懲處罪過,以防止人民流於貪奢放逸的風氣,這樣人民就不會陷於迷惑了。

【日本語訳】
上位にいる者の好みがよく分らないと、民は困惑してどのようにすればいいのか分らなくなってしまいます。下位にいる者が不誠実な心でいると、その真意を知るのは難しく、上位にいる者は特に疲れます。そのために、民を治める指導者は、優良な道徳規範を表彰し、社会の風俗と人情を牽引するようにするべきです。そして、民が豪奢で放逸な風潮に流されないように、罪や過ちには慎重に懲罰を与えます。このようにすれば、民が困惑することはなくなります。

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