半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-246)

246.凡法令更,則利害易;利害易,則民務變;民務變,謂之變業。故以理觀之,事大眾而數(shuò)①搖之,則少成功;藏大器②而數徙之,則多敗傷;烹小鮮③而數橈(náo)④之,則賊其宰⑤;治大國而數變法,則民苦之。是以有道之君貴虛靜,而重變法。故曰:「治大國者,若烹小鮮。」(卷四十 韓子)

【注釈】
①數:屢次。②大器:寶器。③小鮮:小魚。④橈:擾動,攪亂。⑤宰:古代掌管膳食的小吏,廚師。

【白話】
凡是法令變更,利害情況就跟著改變;利害情況改變了,民眾就會改變其所從事的工作;從事的工作改變,就稱為改行。所以從這個道理來看,讓大眾做事業如果頻繁地變動他們,就少有成功;收藏珍貴器物假如經常遷移,就會多有毀壞;烹煮小魚如若經常攪動,就會有損廚師的烹飪之功;治理大國要是政策經常朝令夕改,那麼百姓就會深受其苦。因此懂得治國之道的君主最重清虛恬靜,而對於變更法令很慎重。所以說:「治理大國,就像烹飪小魚一樣。」(不能夠反覆翻攪)。

【日本語訳】
凡そ法令が変更すると、利害情勢もつられて変わってしまいます。利害情勢が変わると、民も従事する仕事を変えてしまいます。従事する仕事が変わることは、転職と言います。このことから見ると、大衆の事業をよく変えさせると、その事業が成功することはめったにありません。貴重な器物を所蔵する時も、もしよく移動させたりすると、壊れてしまうことが多々あります。小魚を料理する時も、もしよく攪拌したりすると、料理人の腕前が損なわれてしまいます。大国を治める時、もし政策がよく朝令暮改な状態であれば、民は安定しない生活に大いに苦しまれることになります。そのために、治国の方法が分る君主は安らかで落ち着いたやり方を最も大事にして、法令の変更にはいつも慎重です。ゆえに、「大国を治めるのは、小魚を調理するようなことです」とも言われています。(繰り返して攪拌してはならないように、朝令暮改の状態にしてはいけません。)

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