半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-193)

193.咎繇曰:都!亦①行有九德。寬而栗②,柔而立,愿③而恭,亂④而敬,擾⑤而毅,直而溫,簡⑥而廉⑦,剛而塞(sè)⑧,彊而義。彰厥有常⑨,吉哉。(卷二 尚書

【注釈】
①亦:助詞,無義。②栗:莊敬,嚴肅。③愿:質樸,恭謹。④亂:治,治理。⑤擾:安撫,和順。⑥簡:簡易,不苛求小節。⑦廉:廉隅,棱角。比喻端方不苟的行為、品性。⑧塞:篤實。⑨常:規律,通例。這裡指道德標準。

【白話】
咎繇說:「啊!人的德行有九種類型:一是秉性寬宏而不失莊敬有度;二是性格柔和而能建功立業;三是老實忠厚而又謙恭嚴肅;四是精於治事而又恭謹敬慎;五是為人柔順而能勇敢有為;六是言行正直而又態度溫和;七是性情平易而有操守;八是性格剛斷而篤實穩健;九是堅強不屈而所作所為又都能夠合乎道義。表彰符合這九種道德標準的人,天下就會吉祥!」

【日本語訳】
咎繇はいいました。「ところで、人に徳行が九つあります。一番は本性が寛大で、厳粛や荘重を失わなくて、振舞いが程よいです。二番は性格が柔らかくて功績が立てられます。三番は誠実温厚で謙卑厳粛です。四番は物事を治めるのに優れて、恭しく慎重です。五番は人となりが柔和で勇ましく行動をとります。六番は言行が正直で態度が穏やかです。七番は性情が平易で操守があります。八番は性格が断国で篤実穏健です。九番は頑強不屈でやることなすことは全て道義に合えるのであります。この九つの道徳標準に合う人を表彰すると、天下が吉祥となります。」

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