半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-115)

115.君子能為可貴,不能使人必貴己;能為可信,不能使人必信己;能為可用,不能使人必用己。故君子恥不修,不恥見①污;恥不信,不恥不見信;恥不能,不恥不見用。是以不誘於譽,不恐於誹,率②道而行,端然正己,不為物傾側③,夫(fú)是之謂誠④君子。(卷三十八 孫卿子)

【注釈】
①見:用在動詞前,表示被動。相當於被,受到。②率:遵行;遵循。③傾側:偏側不正。④誠:真正;確實。

【白話】
君子能做到值得人尊重,但不能讓別人必定尊重自己;能夠做到值得人信任,但不能讓別人必定信任自己;能夠做到值得任用,但不能讓別人必定任用自己。所以君子以不修養品德為恥,不以被污辱為恥;以不守信用為恥,不以不被信任為恥;以沒有才能為恥,不以不被任用為恥。因此不被虛有美譽所引誘,不被誹謗而恐懼,遵循正道而行,端正自身,不被外物所動搖,這才稱得上是真正的君子。

【日本語訳】
君子は尊敬されるのに値する行動をとることができるが、必ずしも全ての者から尊敬される訳ではありません。君子は信頼されるような行動をとることができるが、必ずしも全ての者から信頼される訳ではありません。君子は任用されるような行動をとることができるが、必ずしも任用される訳ではありません。そのために、君子は修養を積まないことを恥ずかしく思うが、辱められることを何とも思いません。また、自分が約束を守らないことを恥ずかしく思うが、信用されないことを何とも思いません。君子は才能のないことを恥ずかしく思うが、任用されないことを何とも思いません。だからこそ、君子は虚名に惑わされることなく、誹謗にも恐れません。ひたすら正しい道を歩み、己を厳しく律することで、外界のものに動揺されない者こそ、本物の君子です。

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