半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-171)

171.孔子曰:「行己有六本焉,然後為君子。立身有義矣,而孝為本;喪紀①有禮矣,而哀為本;戰陣②有列矣,而勇為本;治政有理矣,而農為本;居國有道矣,而嗣③為本;生財有時矣,而力為本。置本不固,無務豐末;親戚不悅,無務外交;事不終始,無務多業。反本修迹④,君子之道也。」(卷十 孔子家語)

【注釈】
①喪紀:喪事。②戰陣:交戰對陣。③嗣:君位或職位的繼承人。④反本修迹:依據四部叢刊《孔子家語》,為「反本修邇」。回到事物的根本,從近處做起。

【白話】
孔子說:「立身處世要先遵循六個根本準則,然後才能成為君子。立身合乎仁義,而孝是立身的根本;喪事要有禮節,而哀痛是喪事的根本;作戰布陣有行列,而勇是戰陣的根本;治理政務需有條理,而農業是政治的根本;安定國家有方法,而慎選繼承人是安國的根本;創造財富有一定的時機,而付出勞力是致富的根本。根本不能鞏固,就不要追求枝末小事的完美;親戚之間都不能團結和睦,就不要致力於跟外人交往;做事情有始無終,就不要去從事多種事業。因此,回歸根本從近處做起,這是君子應該採取的原則和方法。」所以假如本末倒置,不只徒勞無功,還會產生嚴重的流弊問題。

【日本語訳】
孔子は言いました。「立身処世には六つの根本的な法則があり、それから君子になるのです。立身は仁義に一致しないといけないが、孝こそが立身の根本です。喪に服す時は礼節を守らないといけないが、哀痛な気持ちでいることこそ喪の根本です。作戦の布陣には序列があるが、勇ましさこそ兵法の根本です。政務を執り行うには条理が必要だが、農業こそ政治の根本です。国家を安定させるには方法があるが、慎重に君主の継承者を選ぶことこそ治国の根本です。富を築くには時機があるが、努力して懸命に働くことこそ富に繋がる根本です。根本を固めることができなければ、枝葉の小さなことを完璧にこなす余裕もありません。親戚で力を合わせて団結することができなければ、外の人間との付き合いは控えるべきです。仕事を最後まで確実に終えることができなければ、他に多くの仕事に手を出すべきではありません。根本に立ち返って身近なところのことから取り掛かっていくのが、君子の取るべき方法と守るべき法則です。」そのために、もし本末転倒になっていたら、努力が徒労に終えてしまうのにならず、大変な問題になりかねません。

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