半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-267)

267.爵祿者,國柄①之本,而貴富之所由,不可以不重也。然則爵非德不授,祿非功不與。二教②既立,則良士不敢以賤德受貴爵,勞臣不敢以微功受重祿,況無德無功,而敢虛干③爵祿之制乎!(卷四十九 傅子)

【注釈】
①國柄:國家權柄。②二教:指授予爵位和俸祿的二種政教制度。③干:求取。

【白話】
官爵和俸祿,是國家權力的根本,是達到富貴的途徑,不能不重視。既然如此,沒有美德就不應該授予爵位,沒有功勞就不能給予俸祿。授予爵位和俸祿的政教制度已經設立,那麼賢良的士人就不敢以淺薄的德行去接受高貴的爵位,有功勞的大臣就不敢以小功去接受優厚的俸祿,何況是沒有德行、毫無功勞的人,怎敢白白地追求爵位和俸祿呢?

【日本語訳】
官爵と俸禄は、国の権力の根本であり、富への道筋でもあり、重視しなくてはなりません。そのために、美徳がないと、爵位を与えるべきではありません。また、苦労がないと、俸禄を与えるべきではありません。爵位と俸禄を与えるための政教の制度はすでに設立されました。良心のある士人は低い徳だけで高貴な爵位を頂くようなことをしません。功労のある大臣もささやかな功績で高い俸禄を頂くようなことをしません。徳も功労もない者ならば、なおさら爵位と俸禄をただで頂けません。

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