半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-122)

122.有功離仁義者,即見疑;有罪不失仁心者,必見信。故仁義者,事之常順①也,天下之尊爵也。雖謀得計當,慮患而患解,圖國而國存,其事有離仁義者,其功必不遂矣。(卷三十五 文子)

【注釈】
①常順:指自然之性。

【白話】
有功勞卻喪失了仁義之心,就會被懷疑;有罪過卻沒有喪失仁義之心,一定會得到信任。所以,仁義是做任何事都要依循的常道,是天下最為尊貴的品德。雖然計謀得當,事先考慮預防禍患而禍患也得以消除,謀劃著立國而國家也得以建立,但是如果所做的事有違背仁義的地方,其功業一定不會圓滿實現。

【日本語訳】
功を立てても仁義の心を失ってしまう者は疑われますが、罪を犯しても仁義の心をうしなってしまってない者は必ず信用されます。したがって、仁義の心はどんなことをされる際に、従われるべき道で、天下に最も尊敬される徳行です。いくら事前に禍害を防ごうと計略が十分にめぐらされて、禍害が取り除かれて、計略どおりに国を作り上げられても、少しだけでも、仁義の心を反してしまえば、その功が完全に実現することはありません。

>> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義