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印光法师文钞

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群書治要三六〇(4-119)

…汙穢。 【日本語訳】農民が耕すのは、若葉にとって有害な雑草を取り除くためです。賢明な人が国を治めるのは、道義に悖ることを取り除くためです。考えていることが道義にとって無益なのに、なおも考えてしまうのは、心に対しての汚れになってしまいます。言っていることが道義にとって無益なのに、なおも言ってしまうのは、言語に対しての汚れになってしまいます。やっていることが道義にとって無益なのに、なおもやってしまうのは、行為に対しての汚れになってしまいます。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(4-118)

…込まなかったり、あえて追いつかなかったりしたが、君子としての礼譲を表すためでした。実際、追い込みしないと敵に欺かれることはなく、敵に追いつかないと罠に落ちってしまうこともありません。守りの体制で戦をする時は、公理の争いこそ作戦の目標です。攻撃の体制で戦をする時は、自分を助けるのと同時に、人助けをもする博愛主義こそ勝利とされました。戦果を勝ち取った後も、礼譲や仁愛による教化は繰り返し使えます。そのため、君子はこれらの教化をとても重視します。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(4-117)

… 【白話】孔子說:「仁難道很遙遠嗎?只要自己追求仁,仁就來到。」說的就是這個道理。田子方把仁愛施於老馬,秦西巴於心不忍而放掉幼鹿,都是仁愛的開始。把這種仁愛推廣開來,便可惠及長遠。 【日本語訳】孔子は言いました。「仁は遠いものでしょうか。自分が仁を追い求めれば、仁はやってきます。」同じように、古人は仁愛を老いた馬や幼い鹿にも注いだが、これらの行いも全て仁愛の始まりです。このような仁愛を広めれば、その恩恵は遠い未来にまでも続けられましょう。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(4-116)

…繼而再用圓規、曲尺、墨線,來畫出方、圓的形狀;在竭盡聽力之後,繼而再用六律來校正五音;在竭盡思慮之後,繼而又施行不忍傷害人的仁政,那麼他的仁德就能恩澤天下的人民了。 【日本語訳】聖人は眼を使い果たした後、さらに物差しなどを使って様々な形状を描き出すものです。そして、耳を使い果たした後、さらに六律を使って五音を正すものです。同じように、熟考した末、人を傷つけないような仁政を施行することができれば、その仁徳は天下の人々に遍く届けられましょう。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(4-115)

115.聖人者以仁義為本,以大信持之,根深而基厚,故風雨不愆伏也。(卷五十 袁子正書・悅近) 【白話】聖人以仁義為根本,以取信天下來護持仁義,根基深厚,所以風調雨順,天下太平。 【和訳】聖人は仁義を根本として、天下からの信頼を得ることによって仁義を守ります。その根基は非常に厚いものなので、万事順調で、天下は太平でいられます。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(4-114)

…顔を拝見することができません。君主の諸侯に対する警戒は、敵に対しての警戒よりも勝っているので、同族の大臣からの補佐も諸侯からの援助も得られません。また、兄弟の間では和睦親愛の教化がなく、民も賢者からの影響を受けられません。そのため、世の中は乱れはじめ、忠厚な礼儀は衰えていきます。周りにいる人とは親しくなれず、遠くにいる人も近寄ってきません。君主は高い位にいながら孤立無援で、皇室には守ってくれる助力がありません。これこそ天下の大きな禍です。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(4-113)

…れば善良な者が仁義に従ってくれますか?」舜は答えました。「自然の摂理に従うのです。」平坦なところで水をまぶすと、水は自然に潤っているところに流れていきます。柴に火をつけると、炎は自然に乾燥しているところへと燃え移っていきます。これこそ自分と同じ性質のものを感化して集めやすい理です。そのために、堯帝は善行を積むように勤しみ、多くのめでたいことを集めることになりました。夏桀は残虐非道を極めていたので、多くの邪悪なことを集めることになりました。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(4-112)

…んだところです。」仁のある者が休めた所は、そこの草花さえも人々は切り離そうとしません。しかしながら、皇族や貴族であっても、暴君のような暴虐な者は卑しいものだと人々から思われます。「官位が高いからと言って本当に高貴な者だとは限りません!」今の人々は爵位を重視して道徳品行を軽視するのは、草花ばかりを重視して賢人の行いを忘れたのと同様で、本末転倒です。道徳仁義は見えなくて聞こえないものだが、天下万物の源であり、爵位や俸禄がなくても尊いものです。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(4-111)

…ら降りることがありました。そばで仕えていた僕は聞きました。「相手は地位の低い官員なのに、何故旦那様は車を降りられたのでしょうか?」子罕は答えました。「昔が言う賢良な者とは、よい行いをする人のことです。高貴な者とは、高尚な志をもった人のことです。あの者は天から爵位を与えられたように、賢良な行いと高貴な志を持った人だから、敬ずにいられましょうか。」この話から分かるように、昔の人が言う高貴と賢良は、爵位や官位の高さを指しているのではありません。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(4-110)

…山頂に巣を作り、カメも河を浅く感じると、水の中に穴を掘ります。それでも彼らは人に獲られてしまうが、最終的に餌に誘惑されたせいです。そのため、君子が利益のために道義を傷つけなければ、辱めを感じることもないでしょう。親を喜ばせないのであれば、親孝行のできる者は外の人間と付き合いません。近しい者の愛情を得ることができなければ、遠い者と親しくすることもありません。小さなことでさえもよく分からないのに、大きなことについて口を出すことはありません。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(4-109)

…,其計無益於國,而心周於君,合於仁義者,身必存矣。(卷三十五 文子・微明) 【白話】所說的話雖然沒有切中政策要旨,謀略對於國家也沒有太大的幫助,然而心中能時時維繫護全君王的德行,所作所為能合乎仁義,那自身必能在國家社會中立足。 【日本語訳】言っていることは政策の要項に触れられず、出す謀略も国にとって大した助けにならないが、心の中はいつも君主の徳行を守ることを考えており、なすことも仁義に一致すれば、国家社会の中で一席の地位を得られましょう。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(3-127)

127.天災流行,國家①代②有。救災恤③鄰,道也。行道有福。(後補卷四 春秋左氏傳上) 【注釈】①國家:古代諸侯的封地稱國,大夫的封地稱家。②代:更迭,交替。③恤:周濟,救濟。 【白話】天災流行,總在各個地方交替發生。救援受災地區,周濟鄰國,這是道義。按道義行事者有福。 【日本語訳】天災の流行は、どのような場所でも常に代わる代わるに起こっています。被災地を救援し、隣国を助けることは道義です。道義に従う者には福が訪れます。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(3-126)

…たことをしません。たとえ動乱の時代でも、正道から逸していい加減なことをしません。外部の物質や環境に安らぎを感じつつも、そのような安逸の環境に長居することをしないから、礼節は自ずと君子の中に生まれます。心のうちでは何か欲しい物はあっても、思いのままに妄りに求めることをしないから、正義は自ずと君子の中に生まれます。正義とは、欲望の節制を通して自己の完善を完成させることです。礼節とは、性格の規範によって理を理解し、分別できるようになることです。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(3-125)

…、なすことは必ず成功できます。道義に背いて計画し、民意に背いていて長く続けられる政権は、聞いたことがありません。その昔、夏、商、周これら三つの時代が繁栄していた時に、その計画は道義に合うかどうか、実行の仕方が民の願いに沿っているかどうかが必ず問われました。そして、これら三つの時代が衰えていた時は、練っていた策略が道義に背き、なすことも民を傷つけてしまったからです。そのために、道義に一致し、民意に従うことこそ、計画と実行の正しい仕方です。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(3-124)

…時、効果の面から見ると同じですから、本当に仁徳の心からの行いなのかは判別しにくいです。しかしながら、仁愛を実行する時に利害にかかわることが起こると、それぞれ違う反応から、本当に仁徳を備えている者かどうかが分ります。本当の仁者は自分の本性に基づいて、自在に安らいで仁を実行し続けます。智者は仁の実行は自分にとって有益であることを知っているから、福のために仁を実行します。罪を犯して罰せられるのを恐れる者は無理に仁を実行しているように見えます。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(3-123)

…卵。麛,幼鹿,此處泛指幼獸。 【白話】諸侯國君在春天舉行田獵時,不可包圍整個獵場;大夫不可捕殺整群的禽獸;士人不可掠取幼獸或鳥卵(動物生育和哺乳的時候這樣做,會嚴重地傷害動物的族類)。 【日本語訳】諸侯と国君が春に田猟をする時は、猟場をまるごと囲ってはいけません。大夫は獣の群れを丸ごと撲殺してはいけません。士人は幼獣や鳥の卵を掠め取ってはいけません。(動物が生育と哺乳している時にそのようなことをすると、動物を酷く傷つけてしまうからです。) >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(3-122)

…順應生生不息的陽氣,長養萬物)。 【日本語訳】春の二つ目の月では、幼い子どもを特に守り、かわいそうな孤児らを思いやることです。また、司法を司る管理には牢獄で拘留されている囚人を減らすように命ずるのです。囚人らの足枷と手枷をはずし、死刑や死体の見せしめ、拷問を禁ずるべきです。河や湖の中の水を空になるまで放出してはなりません。池を枯らしてはなりません。山林に火をつけて燃やしてはなりません。(めぐり続ける陽気に従い、万物を養育させるためです。) >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(3-121)

…理天子所用的飯食、飲料、牲肉和菜肴。遇到天子、皇后、世子的喪事不殺牲,遇有大的災荒年不殺牲,瘟疫流行的時候不殺牲,有天災地變不殺牲,國家有敵軍來犯或罪犯行刑不殺生。 【日本語訳】膳夫は天子が食べるごはん、飲料、肉や菜食を司りますが、天子や皇后、世子の葬式に遭うと、殺生しません。大きな災厄がある年は殺生しません。疫病が流行っている時は殺生しません。天災地変があると殺生しません。敵軍が国を侵略したり、罪人が処刑されたりする時も、殺生しません。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(3-120)

…寬免罪過。③宥:寬宥,寬恕。 【白話】解卦《象傳》講道:上面是雷,下面是雨,雷雨交作,陰陽和暢,百物鬆解潤澤,這是解卦的象徵。君子以解卦的義理放免別人的錯誤,寬恕別人的罪過。 【日本語訳】解の卦について、『象伝』ではこのように言われました。「上は雷、下は雨。雷雨互いに響き鳴り降り続ける様は、陰陽の調和が取れているためです。万物もくつろいで潤うことができます。これは解の卦の象徴です。君子はこの象徴の義理から、他人の罪と過ちを許すべきです。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(3-119)

…に尽す時の準則を失いません。自分が妻子といる時の楽しさを天下の人々にも分ってもらえたら、世の中の父親は家庭の楽しさを見失いません。自分が飢えを耐えられない気持ちをもって天下の人々の気持ちを推し量ることができたら、飢えと寒さに苦しむ者も世の中から消えます。これら三つのことは分りにくい理ではなく、実行するのが困難なことでもありません。ただ心から相手の気持ちを思いやって許したり、助けたりできていないのであり、難しくてできないことではありません。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(3-118)

…政を実行したからです。彼らが天下を失ったのも、仁政を実行しなかったためです。諸侯と各国の衰退と繁栄、生存と滅亡もまた同じ理です。天子に仁徳がないと、天下を守ることはできません。諸侯に仁徳がないと、国土を守ることはできません。卿や大夫など高級官僚らに仁徳がないと、家族の祠を守ることはできません。士人と民に仁徳がないと、自分の命を守ることはできません。今や死を嫌うのに残虐を好むという風潮も、まるで酔いを嫌うのに無理して飲酒しているようです。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(3-117)

117.仁者愛人,義者修理。(卷三十八 孫卿子) 【白話】仁慈的人是愛護人的,道義的人是遵循正理的。 【日本語訳】慈悲のある者は人を愛します。道義の分る人は正しい理に従います。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(2-110)

…愛人,是為人父母的品行。能像父母一樣愛護人民,所以能興辦有利於天下百姓的事。所謂「義」,是能辨別事物的道理。做事合情合理,所以能為天下百姓消除災害。興利除害,是賢人的事業。 【日本語訳】「仁」とは、人を愛することで、親としての品行です。親のように人民を惜しむ以上、人民にいいことをしてやることが出来ます。「義」とは、物事の道理を弁えられて、合理的な行動を取る以上、人民を厄災から避けられます。利得増やしと害悪取り除き、これらは賢人の事業です。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(2-122)

…地方,其功業一定不會圓滿實現。 【日本語訳】功を立てても仁義の心を失ってしまう者は疑われますが、罪を犯しても仁義の心をうしなってしまってない者は必ず信用されます。したがって、仁義の心はどんなことをされる際に、従われるべき道で、天下に最も尊敬される徳行です。いくら事前に禍害を防ごうと計略が十分にめぐらされて、禍害が取り除かれて、計略どおりに国を作り上げられても、少しだけでも、仁義の心を反してしまえば、その功が完全に実現することはありません。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(2-121)

121.未有仁而遺其親者也,未有義而後其君者也。(卷三十七 孟子) 【白話】不會有講求仁愛,卻遺棄自己父母的人;也不會有講求道義,卻不以國君做為優先考量的人。 【日本語訳】仁愛にこだわって親を棄てる者はいません。道義にこだわって、君主をないがしろにする者はいまだかってありません。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(2-120)

120.孟軻稱:「殺一無辜以取天下,仁者不為也①。」(卷二十五 魏志上) 【注釈】①殺一無辜以取天下,仁者不為也:語出《孟子・公孫丑》,「行一不義,殺一不辜,而得天下,皆不為也。」 【白話】孟子說:「即使殺一個無辜的人便能夠獲得天下,仁德之人也是不會做的。」 【日本語訳】孟子言いました。「仁徳な人は、無辜の人民を一人殺して天下を得るようなことはしません。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(2-119)

… 論語) 【注釈】①造次:倉猝,匆忙。②顛沛:仆倒。比喻世道衰亂或人事挫折。 【白話】孔子說:「君子即便是一頓飯這樣短的時間,也不會離開仁。倉促不暇之時,他的心一定在仁;危險困厄之際,他的心一定在仁。」 【日本語訳】孔子は言いました。「君子は、食事を終えるほどのわずかな間でも、仁道から離れることはしないものであって、どんなあわただしい場合でも仁にもとづいて行動して、つまずき倒れるような危急の場合でも仁にもとづいて行動するものであります。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(2-118)

118.孔子曰:「不義而富且貴,於我如浮雲。」(卷四十八 體論) 【白話】孔子說:「用不合乎道義的手段得到的富與貴,對於我,就如同天上聚散不定的浮雲一樣,不值得花費心思去追逐。」 【日本語訳】孔子は言いました。「正しい道から外れて、金持になって高い地位が得られても、私においても浮き雲のように、はかないものです。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(2-117)

…自らの咽喉を切断する事はありえないでしょう。なぜなら、天下より命がずっと貴重だということです。君主と親のため、危難の際に死ぬのに恐れずに、自らの命が捨てられる者は、命より「義」を最も大事にしているからです。天下覇権を握ることは極めて大きい利益ですが、しかし、命と比べたら全く軽微なものです。命は大事な宝物だと思われますが、しかし、道義とくらべると、これも軽微なものだといいようがありません。こうしたことを考えているのは仁義を準則にする者です。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義

群書治要三六〇(2-116)

…曰:「有一言①而可終身行者乎?」子曰:「其恕乎!己所不欲,勿施於人。」(卷九 論語) 【注釈】①言:此處指一個字。 【白話】子貢問孔子說:「有沒有一個字可以終身依之而行呢?」孔子說:「那就是恕字吧!自己不願接受的事,不要加在別人身上。」 【日本語訳】子貢が質問して言いました。「一言だけで死ぬまで実際に行えるようなものはありますか。」孔子は答えました。「それは『恕』である。自分がしてほしくないことは、他人にもしてはならないということです。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #仁義