半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-113)

113.天下之善者,唯仁也。夫喪其子者,苟可以得之,無擇人也。仁者之於善也亦然。是故堯舉舜於畎畝,湯舉伊尹於雍人,內舉不避親,外舉不避讎。仁者之於善也,無擇也,無惡也,唯善之所在。堯問於舜曰:「何事?」舜曰:「事天。」平地而注水,水流濕;均薪而施火,火從燥,召之類也。是故堯為善而眾美至焉,桀為非而眾惡至焉。(卷三十六 尸子・仁意)

【白話】
天下最大的善行,只有仁愛了。丟失孩子的人,如果可以找到孩子,是不會挑剔選哪個人去找。仁者對於賢才的希求,也是如此。因此堯帝在田野間推舉出舜,商湯在廚師中舉用伊尹。對內舉用人才不避諱親近的人,對舉用外人也不顧忌是否有怨懟仇恨。仁德的人對善是沒有分別選擇、沒有厭惡的,只考慮對方是否具備賢善。堯問舜說:「要如何做到使善者依循仁義呢?」舜回答說:「依循自然的規則。」在平坦的地上倒水,水自然流向溼潤處;平均在每一根柴火上點火,火自然隨著乾燥處燃燒。這就是感召著與自己同類事物的道理。所以堯帝行道修善,就召感眾多吉祥;夏桀為非作惡,就感召眾多邪惡。

【日本語訳】
この世で最も大きな善行は仁愛です。子どもを失くした者は子どもさえ見つかれば、だれが探してくれたのかを気にしません。堯帝は畑で舜を見出し、商湯は料理人の中から伊尹を推挙しました。仁のある者が賢良な人材に対する希求も同じです。明君は場所や身分を問わずに人材を挙用します。優秀な人材ならば、身内や敵対する立場だからと言って避けることもありません。仁徳のある者は善に対して選り好みせず、好き嫌いがなく、ただ相手に賢良さがあるかどうかを見ています。堯は舜に問いました。「どうすれば善良な者が仁義に従ってくれますか?」舜は答えました。「自然の摂理に従うのです。」平坦なところで水をまぶすと、水は自然に潤っているところに流れていきます。柴に火をつけると、炎は自然に乾燥しているところへと燃え移っていきます。これこそ自分と同じ性質のものを感化して集めやすい理です。そのために、堯帝は善行を積むように勤しみ、多くのめでたいことを集めることになりました。夏桀は残虐非道を極めていたので、多くの邪悪なことを集めることになりました。

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