半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-118)

118.古者,逐奔不遠,從綏不及,所以示君子且有禮。不遠則難誘,不及則難陷。以禮為固,以仁為勝,既勝之後,其教可復,是以君子貴之也。(卷三十三 司馬法

【白話】
古人作戰,不遠追敗逃的敵人,追逐退軍不一定要趕上,這是為了表明君子的禮讓。不遠追就不易被敵人所誘騙,不趕上就不容易陷入陷阱。守勢作戰,當用爭取公理為作戰目標;攻擊作戰,當用自救救人的博愛主義作為爭取勝利的目的。取勝以後,禮讓、仁愛的教化仍然可以復用,因為這樣,所以君子很重視這些教化。

【日本語訳】
昔の人は戦をしても、逃げる敵を遠くまで追い込まなかったり、あえて追いつかなかったりしたが、君子としての礼譲を表すためでした。実際、追い込みしないと敵に欺かれることはなく、敵に追いつかないと罠に落ちってしまうこともありません。守りの体制で戦をする時は、公理の争いこそ作戦の目標です。攻撃の体制で戦をする時は、自分を助けるのと同時に、人助けをもする博愛主義こそ勝利とされました。戦果を勝ち取った後も、礼譲や仁愛による教化は繰り返し使えます。そのため、君子はこれらの教化をとても重視します。

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