半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-124)

124.子曰:「仁有三,與仁同功而異情。與仁同功,其仁未可知也;與仁同過,然後其仁可知也。仁者安仁,智者利仁,畏罪者強(qiǎng)①仁。」功者,人所貪。過者,人所避。(卷七 禮記)

【注釈】
①強:勉強,強迫。

【白話】
孔子說:「行仁道有三種情況(安仁、利仁、強仁):利仁、強仁的功效雖然與安仁相同(都能利益他人、利益社會),但其存心是不同的(安仁是無所求而安於行仁,利仁是為獲得利益而行仁,強仁是畏懼刑罰而行仁)。這三者施行仁愛,從功效看是相同的,難以判斷是否是真正以仁德之心行事;但施行仁愛遭遇到利害相關的事情時,可從不同的反應中看出是否是真正仁德之人。真正的仁者基於自己的本性而安適自在地行仁;智者知道行仁對自己有利,所以行善以求福;害怕犯罪受罰的人是勉強地行仁。」

【日本語訳】
孔子は言われました。「仁の道を実行するには、三つの状況があります。(安仁、利仁、強仁):利仁と強仁の効果は安仁と同じではありますが(共に他人と社会に益することができます)、その心積もりは違います(安仁は何も求めずに仁の実行を楽しんでいます。利仁は利益を得るために仁を実行しています。強仁は刑罰を恐れるために仁を実行しています)。これら三者が仁愛を実行する時、効果の面から見ると同じですから、本当に仁徳の心からの行いなのかは判別しにくいです。しかしながら、仁愛を実行する時に利害にかかわることが起こると、それぞれ違う反応から、本当に仁徳を備えている者かどうかが分ります。本当の仁者は自分の本性に基づいて、自在に安らいで仁を実行し続けます。智者は仁の実行は自分にとって有益であることを知っているから、福のために仁を実行します。罪を犯して罰せられるのを恐れる者は無理に仁を実行しているように見えます。」

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