半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-126)

126.夫君子者,易親而難狎①,畏禍而難劫②,嗜利而不為非,時動靜[(無靜字)]而不苟作。體雖安之,而弗敢處,然後禮生焉;心雖欲之,而弗敢言,然後義生焉。夫義節欲而治,禮反情而辨者也。(卷三十四 鶡冠子)

【注釈】
①狎:輕慢。②劫:用威嚇的手段脅迫。

【白話】
君子這樣的人,容易親近,但不會讓人因親近而產生輕慢;害怕災禍,但難以用脅迫來讓他屈服;喜愛利益,但不會為此去做違背道義的事;時局動盪,也不會不依正道苟且作為。雖然外物或境況讓自身感到安適,但不敢處於這種安逸之境,這樣之後禮節由此產生;內心雖然想要某種合乎心意的事物,但不敢放任自己隨意求取,這樣之後正義由此產生。正義,通過節制欲望而達到自我的完善;禮節,通過規範性情而可以明辨事理。

【日本語訳】
君子と言う者は親しみやすいが、親しみやすさから怠慢されることはありません。君子は禍を恐れるが、脅迫して屈服させることは難しいです。利益を愛するが、利益を求めるために道義に背いたことをしません。たとえ動乱の時代でも、正道から逸していい加減なことをしません。外部の物質や環境に安らぎを感じつつも、そのような安逸の環境に長居することをしないから、礼節は自ずと君子の中に生まれます。心のうちでは何か欲しい物はあっても、思いのままに妄りに求めることをしないから、正義は自ずと君子の中に生まれます。正義とは、欲望の節制を通して自己の完善を完成させることです。礼節とは、性格の規範によって理を理解し、分別できるようになることです。

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