半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-159)

159.夫為政者,輕一失而不矜①之,猶乘無轄②之車,安其少進,而不睹其頓躓之患也。夫車之患近,故無不睹焉;國之患遠,故無不忽焉。知其體者,夕惕若厲③,慎其愆④矣。(卷四十七 劉廙(yì)政論)

【注釈】
①矜:謹守,慎重。②轄:車軸兩頭的金屬鍵,用以擋住車輪,不使脫落。③夕惕若厲:朝夕戒懼,如臨危境,不敢稍懈。若,如;厲,危。④愆:過錯,罪過。

【白話】
治理政事的人,輕忽一個錯誤而不慎重對待,就猶如乘坐沒有車軸兩頭金屬鍵的車子,滿足於少許的前進,而看不到顛仆的禍患。車子的禍患很近,所以誰都看得到;國家的禍患很遠,所以人們就都疏忽了。了解了這種情形,就會終日朝夕戒懼,如臨危境,時刻謹慎,不敢犯絲毫錯誤。

【日本語訳】
政事を治める人は誤りをひとつも無視して慎重に処置しないのは、車輪軸の両端にある金具がなくなった馬車に乗ったようで、ちょっと前に進められるかもしれませんが、しかし、転がってしまう弊害が見えません。馬車への弊害は速くて、誰も見えますが、国への弊害は遅くて、人がないがしろにしてしまいます。こうしたことが分かっていれば、毎日朝から晩まで油断せずに警戒して、険悪な事態に直面して、いつでも慎重に微少な誤りを犯してはなりません。

>> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎