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印光法师文钞

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群書治要三六〇(4-158)

…ていたから、戦々兢々としていたのです。諸侯は日々領土の中の事を考えていました。国土が失われてしまうことを恐れていたから、戦々兢々としていたのです。大夫は日々職責の事を考えていました。仕事を全うできないことを恐れていたから、戦々兢々としていたのです。民は日々自分の事を考えていました。何か上手くできなくて罰せられることを恐れていたから、戦々兢々としていたのです。そのため、何事も細心な注意を払って慎重な者に、成功しない者はあまりいませんでした。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(4-157)

…得混濁;叢蘭想要長得美好,秋風卻使它凋零;人的本性要守靜,貪欲卻來損害它。蒙受沙塵卻想要不瞇眼,那是不可能的。 【日本語訳】日月は四方を照らそうとするが、浮雲はその邪魔をしてしまいます。河の水はきれいなものであるが、砂利はそれを濁らせてしまいます。蘭は美しく咲こうとするが、秋風はそれを枯らせてしまいます。人の本性は静けさを好むものであるが、貪欲はそれを損ねてしまいます。砂ぼこりにあったのに目をつむりたくないというのは、ありえないことです。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(4-156)

156.為無為,事無事,味無味,報怨以德。(卷三十四 老子・德經) 【白話】聖人治理天下,以無為作為治理的根本,以無事作為行政的原則,以恬淡作為施政的態度,不記仇恨,而以恩德回報他人。 【日本語訳】聖人が天下を治める時は、無為を政事の根本として、無事を行政の原則とします。また、無欲の態度で施政し、仇や恨みをいつまでも気にせずに、恩徳で人に報いるのです。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(4-155)

…天下?[疾時王奢恣輕淫也。]輕則失臣,躁則失君。(卷三十四 老子・道經) 【白話】重是輕的根本,靜是動的主宰。為什麼萬乘大國的君主,卻以輕率躁動來治理天下呢?輕淫就會失去臣民,浮躁妄動就會失去君位。 【日本語訳】重さは軽さの根本であり、静まりは動きの主宰です。なぜあれほどの大国の君主は軽率にして落ち着きのない態度で天下を治めるのでしょうか?軽々しい態度でいると、臣下と民を失ってしまいます。落ち着きのない態度でいると王位を失ってしまいます。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(4-154)

…離間父子的親情,疏遠君臣的關係,危害天下的百姓,這種話不能再說。因此賢明君主不說這種話。 【日本語訳】君主が民心にも義理にも背かなければ、その言葉は天下を安定させられ、人々は君主からより多くの言葉を得られないことを心配こそするものの、お喋りだとは思いません。もし言っていることが親子の仲を離間し、君臣の関係を疎遠させて天下の民に危害を加えるものならば、その言葉は発せられるべきではありません。そのため、賢明な君主はそのようなことを言いません。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(4-153)

153.緩者,後於事;吝於財者,失所親;信小人者,失士。(卷三十二 管子・牧民) 【白話】處事遲鈍、猶疑不決的人,總是落後於形勢;吝嗇財物的人,就會失去他的親信;偏信小人的人,就會失掉賢能的人材。 【日本語訳】何事も躊躇いがちな人は好機を逃してしまいます。吝嗇な人は信頼できる親友を失ってしまいます。卑しい者を信じて贔屓してしまう者は有能な人材を失ってしまいます。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(3-153)

…美徳を褒め称えました。このことを聞きつけた曹袞は大いに驚き、恐れをなして文学を責めました。「心身を修養し、節操を保持するのは、常人の行いに過ぎません。それなのに、皆様はこのことを朝廷に報告し、私の負担を増やしてしまいました。さらに、もし私にいい行いがあれば、人に知られない心配をする必要がありましょうか。それなのに、皆様は急いで共にこのようなことをなさって、私にとって全然いいことではないと言うのに。」曹袞の警戒と慎みはこれほどのものでした。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(3-152)

…上に艮(山)、すなわち、雷が山の下で震動しているように見えます。その意味をより深く考えると、食べ物を咀嚼する時に、上顎が静止し、下顎が活動している状態であり、頤養することを象徴しています。頤養には正道をしっかりと守ることが必要ですから、君子は言葉を謹んで、飲食を節制するべきです。(そのようにすれば、良好な品性と徳性を育てられると同時に、周りの者にもいい影響を与えられます。また、健康な身体を養護しながら、大自然の動物たちも安らげるのです。) >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(3-151)

…は一つでも漏らしてはいけないことを知っているから、多くの正しくない意見をも同時に聞き入れるのです。政事に疎い者は、一つのことを小さいだと軽視するから、それを疎かにして綻びを生じさせてしまいます。多くのことはその小さなことがあるからこそ、完全でいられるのだと知らないためです。また、一つの過ちは小さいと軽視して、後先考えずにしてしまうことがあります。全体として正しいものでも、一つの小さな過ちで全てを失ってしまうことがあるのを知らないからです。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(3-150)

150.目妄視則淫,耳妄聞則惑,口妄言則亂。三關者,不可不慎守也。(卷四十一 淮南子) 【白話】眼睛胡亂觀看就會失去節制,耳朵胡亂聽受就會產生迷惑,信口胡亂言談就會導致禍亂。這三道關口,不能不謹慎地守住。 【日本語訳】目は妄りに見ていると、節制を失ってしまいます。耳は妄りに聞き入れると、困惑が生じてしまいます。口は妄りに喋っていると、禍を招いてしまいます。これら三つの関所は、謹んで守らなければなりません。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(3-149)

…不能學到;看見別人的不善,則戒懼自己(若不提高警覺,反省、改過)必定會像他那樣。 【日本語訳】君子は自分について、警戒して恐れないことはありません。自分に善行や美徳があると、人が必ずしも好いてくれるとは限らないと己を戒めます。自分に不善があると、人は必ず自分を嫌うのだと己を戒めます。人の善行や美徳を目にすると、自分が学べないのではないかと恐れます。人の不善を目にすると、自分も(警戒して反省しないと、)必ずそのようになってしまうと恐れます。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(3-148)

148.居寵思危,罔弗惟畏,弗畏入畏。(卷二 尚書) 【白話】處在貴寵的位置,要想到危險而有所畏懼,沒有一件事不敬畏,如果什麼都不怕,就會墜入可畏的困境。 【日本語訳】珍重にされて寵愛された立場にいても、危険を思い浮かべて恐れるべきです。何事も敬畏していないと、恐るべき苦境に落ちってしまいます。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(3-147)

…其隙,況於遊宴乎?(卷四十六 中論) 【白話】君子孤身獨處時恭敬莊重,在隱約細微之處也小心謹慎。即使在無人能見的隱蔽之處,心念都不會偏斜,因而鬼神都看不到他的過失,更何況是遊樂飲宴之時呢? 【日本語訳】君子は一人でいる時でも荘重さを失わずに恭しくいられて、隠れた小さなところでさえも慎重に接します。たとえ誰からも見えない隠れたところでも、君子の心が傾くことはないから、鬼神はその過ちを見つけられません。遊楽の宴では尚更見つけられないでしょう。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(3-146)

…惕謹慎的態度,就如同踩在老虎尾巴上,那麼又有什麼事情辦不好呢? 【日本語訳】孔子は言われました。「物事を処理する時に、恐れ多く慎む心を保ち続ければ、できないことは少ないです。」『易経』は言われました。「もし物事を進行させる時に、トラの尾を踏むように、終始戦々恐々として謹むことができたら、順調に終えられましょう。」もし国中の官員たちが仕事に対して、まるでトラの尾を踏むように、謹んで警戒する態度を保ち続けられたら、できないことはないでしょう。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(3-145)

…!』」②其朋其朋:出自《尚書・周書・洛誥》,原文是:「周公曰:『……孺子其朋,孺子其朋!其往。』」 【白話】虞舜告誡夏禹說:「鄰哉,鄰哉!」就是說要慎重選擇所親近的大臣。周公告誡成王說:「其朋,其朋!」意思是說要慎重選擇所交往的人。 【日本語訳】虞の舜は夏の禹を戒めました。「隣哉!隣哉!」すなわち、親しくなる臣下を慎重に選びなさいと言うことです。周公は成王を戒めました。「其朋!其朋!」すなわち、付き合う人を慎重に選びなさいと言うことです。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(2-159)

…絲毫錯誤。 【日本語訳】政事を治める人は誤りをひとつも無視して慎重に処置しないのは、車輪軸の両端にある金具がなくなった馬車に乗ったようで、ちょっと前に進められるかもしれませんが、しかし、転がってしまう弊害が見えません。馬車への弊害は速くて、誰も見えますが、国への弊害は遅くて、人がないがしろにしてしまいます。こうしたことが分かっていれば、毎日朝から晩まで油断せずに警戒して、険悪な事態に直面して、いつでも慎重に微少な誤りを犯してはなりません。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(2-158)

…己的過失。 【日本語訳】天子の尊貴とは、普通なら世の中の全ての人々が彼の臣下となるはずですが、しかし、天子は太学(皇室大学)で、親のように三人に仕えて、自分を輔佐するため賢明で有能な者を選んで、正直に忠言してもらう(させる)ように自ら正しく修身しているものを訪ねます。なぜなら、孝行を示すように三人に仕えて、自ら傲慢と放逸を心配するため輔佐の臣下を設けて、自ら犯してしまった誤りが聞こえなくならないように、正直に忠告してくれる官員を設けます。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(2-157)

…而不可復者,君不言也;行而不可再者,君不行也。凡言而不可復,行而不可再者,有國者之大禁也。(卷三十二 管子) 【白話】說一次而不可再說的話,君主就不說;做一次而不可再做的事,君主就不做。凡是不可重複的話,不可再做的事,都是君主最大的禁忌。 【日本語訳】一回しか言えない言葉であれば、君主は言いません、一回しか出来ない行動であれば、君主はしません。繰り返し言ってはいけない言葉と繰り返ししてはいけない行動、両者は君主の最も大きな禁忌とされます。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(2-156)

…當言辭留下的污點。一個人即使不能時時做到三思而後言、說出得體的話,但是停止說戲謔嘲弄話語,以杜絕災禍的萌生,則是完全可以的。 【日本語訳】快速の稲妻でも間違って言ってしまった言葉を回収することが出来なくて、魯班のような腕が立つ匠も不当な言葉で残した染みを取り消せません。人間は一々幾度か考えてから、ふさわしい言葉を発することがなくても、からかったり、なぶったりするような言葉を止めて、弊害が起こり始めるのを中途で絶えることはもちろん出来ます。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(2-155)

…作則防止人們作惡,所以每說一句話之前,必定先想到它的後果,每做一件事之前,必定先考慮到它可能會造成的弊端,這樣人民才會說話謹慎而行事小心。」 【日本語訳】孔子は言いました。「君子は言葉で人に善を奉じて、自ら手本をしめすように悪を犯すのに防ぎます。したがって、一つの言葉を発する前に、必ずその結果を考えておいて、一つの行動を進める前に、必ず起こってしまいそうな弊害を先に考えておけば、人民は慎重に話します、そして気を付けて行動を進められます。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(2-154)

…舉止莊重,天下百姓都會效法。依循古人的常道把教令來頒布,言行舉止務求優美合度。白玉之瑕,尚可琢磨;政令之失,再難彌補! 【日本語訳】強盛な国には賢徳者がおられて、四方の他国がその国の教化を受け入れます。恭敬、慎重な態度で荘重に行動をとるとすべての国民が倣うとなります。古人の常道に基づく教令を頒布して、必ず言葉と態度を優美に適うように要求します。璞玉のままであれば、また磨くことが出来ますが、政令が誤ったら、いくら補おうとしようもありません。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(2-153)

…ける苦しみは人の持つ苦しみと同じものだ』と思うことが出来れば、本当に人のことを想いや言葉をかけることが出来るということです。そして、身近な所から同心円状に遠くに思いを及ぼしていく、遠くに目を向けていく。言葉と行いは、君子の大切な要点であって、名誉が得られるのか、恥ずかしい思いをするのかを決める主要な点になります。このように言葉と行いは君子が天地を動かすことのできる理由なのですから、慎まないではいられない、ぜひとも慎むべきところなのです。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(2-152)

…。(卷二 尚書) 【注釈】①詢:問。②庸:用。 【白話】人心(人的欲望)是危險的,道心(倫理道德)是微妙的,只有勇猛精進,住於一心,才能真正把握中正(無過之、無不及)之道。沒有經典為根據的話不要聽信,沒有徵求過賢明之人的謀略不要採納。 【日本語訳】人間欲望は危ないで、倫理道徳は微妙ですが、勇猛と精進が心を一つにすることこそ、本当に中正を把握する(過不及)道です。根も葉もないことを信じなくて、賢明な者に聞いていない策略を採用しないことです。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(1-147)

147.君子以儉德避難,不可榮以祿。(卷一 周易) 【白話】君子應以節儉為德來避免災難,不要以追求利祿為榮。 【日本語訳】君子は節約し徳を積むことによって困難を乗り越えるべきです。決して利益と俸禄だけを追い求めることを名誉だと思わないでください。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(1-146)

…に有益な楽しみは三つあります。人に有害な楽しみも三つあります。礼節と音楽で楽しみながら心を落ち着かせ、言動を制御すること。人の善行を称賛し、広く知らせるのを楽しいと思うこと。賢明な者と友達になれるのを楽しいと思うこと。これらの楽しみは私たちに有益なことをもたらしてくれます。高い身分や才能で驕るのを楽しいと思うこと。ひたすら散漫に遊びに耽るのを楽しいと思うこと。宴での飲酒や騒ぎを楽しいと思うこと。これらの楽しみは私たちの心身を損ないます。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(1-145)

…。不慎患也。是以聖人猶難之,故終無難。(卷三十四 老子) 【白話】隨便地許諾,必定很少講求信用;把事情看得太容易,必將遭遇很多困難。因此聖人處事還要抱著艱難之心,所以終究沒有患難之事。 【日本語訳】軽々しく約束してしまう者は言葉に重みがなく、信用のないです。物事を軽く見てしまう者の前には、必ず多くの困難が立ちはだかるでしょう。聖人は何事に対しても慎重な態度を忘れずに、注意深く妨害を避けるために、終生困難なことに悩まされることはありません。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(1-144)

…生,是以言語做為途徑。君主出言不慎就會失去臣子,臣子出言不慎就會惹禍上身,機密大事不慎洩漏就會造成危害。所以君子謹慎守密而不隨意出言。」 【日本語訳】孔子は言いました。「禍乱が起こるのは、言葉がその元になっているからです。君主が言葉を選ばないと、臣下を失ってしまいます。臣下が言葉の慎みを失うと、災いを招いてしまいます。機密になるような大事なことが洩れてしまうと、災害になります。そのために、君子は慎重に秘密を守って、みだりに発言しません。」 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(1-143)

…輕慢心而說錯話,最後招來禍害;不可多事,多事容易因為內心浮躁而做錯事,最後引來禍患。處於安樂時要提高警戒,不做會讓自己後悔的事。 【日本語訳】警戒しなさい。余計なことを言わないでください。饒舌になると、慢心して誤ったことを言ってしまい、災いを招いてしまいます。余計なことに首を突っ込まないでください。お節介がすぎると、心を落ちつけられずに過ちを犯してしまいます。安楽の時はより強い警戒心を持つべきです。後で悔やむようなことをしないでください。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(1-142)

…度でいます。たとえ相手が妻や妾でも、親しい仲だからと言って無礼な言動をしません。相手が友達のようによく知っている者にでさえも、君子は疎かにしません。そのために、君子は厳しく叱らなくても、その身のそぶりで家族全体を影響できます。そしてその家から、居住地全体に良い風習が広まるのです。『孟子』では君子のことを次のように褒め称えました。「聖人は己の言動を正すが、その周りにある万物もつられて正されるのです」すなわち、このことを言っているのでしょう。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎

群書治要三六〇(1-141)

…回響一樣。 【日本語訳】人の言行には四つの基準があります。一つ目は、志を守りながらも、仁愛の心を忘れないことです。二つ目は、智慧を使う時でも、道義を忘れないことです。職務を懸命にこなす時、忠誠を忘れないことです。四つ目は、言葉を口にする時、信用と誠実さを忘れないことです。これら四つの基準を終生忘れずに守られれば、名誉と功業も自然に伴ってやってくるでしょう。それはちょうど、身体に影がつき従い、声にやまびこが聞こえるようにあたり前のことです。 >> 群書治要三六〇 #貴德 #謹慎