半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-153)

153.子曰:「君子居其室,出其言,善則千里之外應之,況其邇者乎?居其室,出其言,不善則千里之外違之,況其邇者乎?言出乎身加乎民,行發乎邇見乎遠。言行,君子之樞機,樞機之發,榮辱之主也。言行,君子之所以動天地,可不慎乎?」(卷一 周易

【白話】
孔子說:「君子處在自家的庭院中,發出言論之後,如果言論是美好的,那麼千里之外都能得到回應,何況是近處呢?處在自家的庭院中,發出言論之後,如果不是美好的,那麼千里之外也會背棄它,何況近處呢?言論從他本身發出來,影響到民眾;行動發生在近處,卻顯現在遠處。言論和行動,對君子來說好比是門戶的轉軸或弓箭上的機關一樣,門軸和機關的發動,關係到的是得到稱讚還是羞辱。言論和行為,是君子能夠影響天地萬物的因素,怎能不慎重呢?」

【日本語訳】
孔子は言いました。「君子は自分の部屋にいて言葉を発して、それが善い言葉であれば、千里より遠くにいるひとたちもその善い言葉に応じてやって来るのです。ましてやそれより近い人ならなおさらそうなります。自分の部屋にいて言葉を発して、それが善くない言葉であれば、千里より遠くにいるひとたちもその善くない言葉を聞いて、その言葉に背くようになるのです。ましてやそれより近い人ならなおさらそうなります。『自分の受ける苦しみは人の持つ苦しみと同じものだ』と思うことが出来れば、本当に人のことを想いや言葉をかけることが出来るということです。そして、身近な所から同心円状に遠くに思いを及ぼしていく、遠くに目を向けていく。言葉と行いは、君子の大切な要点であって、名誉が得られるのか、恥ずかしい思いをするのかを決める主要な点になります。このように言葉と行いは君子が天地を動かすことのできる理由なのですから、慎まないではいられない、ぜひとも慎むべきところなのです。」

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