半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-153)

153.文學①防輔②遂共表稱陳袞(gǔn)③美。袞聞之大驚懼,責讓④文學曰:「修身自守,常人之行耳,而諸君乃以上聞,是適所以增其負累也。且如有善,何患不聞?而遽(jù)⑤共如是,是非益我。」其誡慎如此。(卷二十六 魏志下)

【注釈】
①文學:官名。漢代於州郡及王國置文學,或稱文學掾,或稱文學史。三國魏沿襲東漢官制,亦有此官名。②防輔:三國魏官名。設於諸王之國中,以監察諸王之行動。③袞:曹袞,三國時期曹魏宗室,魏武帝曹操之子,魏文帝曹丕異母弟。④責讓:斥責,譴責。⑤遽:疾速。

【白話】
文學侍從和防輔之官於是一同上表稱述曹袞的美德。曹袞聽說後,大為驚恐,責備文學說:「修養身心、保持操守,不過是平常人的行為罷了,而諸位卻將此上報給朝廷,這恰恰會為我增加負擔。再說,如果我有好的行為,何必擔心別人不知道?而你們卻急著一起這樣做,這並不是對我好啊。」他的警惕謹慎就像這樣。

【日本語訳】
文学という官職の侍従と防輔という官員は共に皇帝に対して、曹袞の美徳を褒め称えました。このことを聞きつけた曹袞は大いに驚き、恐れをなして文学を責めました。「心身を修養し、節操を保持するのは、常人の行いに過ぎません。それなのに、皆様はこのことを朝廷に報告し、私の負担を増やしてしまいました。さらに、もし私にいい行いがあれば、人に知られない心配をする必要がありましょうか。それなのに、皆様は急いで共にこのようなことをなさって、私にとって全然いいことではないと言うのに。」曹袞の警戒と慎みはこれほどのものでした。

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