半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-68)

68.齊侯問於晏子曰:「為政何患?」對曰:「患善惡之不分。」公曰:「何以察之?」對曰:「審擇左右,左右善,則百僚①各獲其所宜,而善惡分矣。」孔子聞之曰:「此言信矣。善進則不善無由入矣,不善進則善亦無由入矣。」(卷四十三 說苑)

【注釈】
①百僚:百官。

【白話】
齊侯向晏子問道:「執政最要擔心的是什麼?」晏子回答說:「擔心好人、壞人分不清。」齊侯說:「怎麼樣來考察他們呢?」晏子回答說:「審慎地選擇左右親信,如果左右親信好,那麼百官就會各自得到其所適合的位置,這樣好人、壞人也就能辨別清楚了。」孔子聽後說:「這話確實如此。賢善之人得到進用,那麼不善之人就沒有辦法進來;如果不善之人得到進用,那麼賢善之人也就沒有辦法進來了。」

【日本語訳】
斉の侯爵は晏子に聞きました。「執政には最も心配しなければならないことって、何でしょうかね。」晏子は答えました。「善人か悪人か、識別できることです。」景公は言いました。「如何に考察するのでしょうか。」晏子は答えました。「慎重に左右の頼れる身寄りを選んで、左右の頼れる身寄りがよければ、百官もそれぞれの適する位置に就けます、それで、善人か悪人か、はっきり識別出来るのでしょう。」孔子はそれを聞いて、言いました。「そのとおりです。賢明且つ善良な人が任用されていたら、不善な人が入って来られなくなります、逆に、不善な人が任用されていたら、賢明且つ善良な人が入って来られなくなります。」

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