半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-240)

240.景公問晏子曰:「明王之教民何若?」對曰:「明其教令,而先之以行;養民不苛,而防之以刑。所求於下者,不務①於上;所禁於民者,不行於身。故下從其教也。稱事以任民,中聽②以禁邪,不窮③之以勞,不害之以罰④,上以愛民為法,下以相親為義,是以天下不相違也。此明王之教民也。」(卷三十三 晏子

【注釈】
①不務:當作「必務」,此涉上下文諸「不」字而誤。②中聽:指治獄得當。③窮:盡,完。④不害之以罰:不用刑罰害民。

【白話】
景公問晏子:「英明的君主是怎樣教化人的?」晏子答道:「闡明教義和政令,且自己率先履行;養育人民不苛刻嚴厲,而用刑罰預防犯罪。要求臣民做到的,君王必須要先做到;禁止百姓做的事情,自己絕不能去做。因此,下民就會聽從其教導。估量事情的輕重來使用民力,恰當地處理訴訟來禁止邪惡;不使百姓因過度勞役而筋疲力盡,不用懲罰來傷害百姓;在上者以愛護百姓為準則,在下者以相親相愛為道義。這樣,天下之人就不會互相背離。這就是英明的君主教育人民的方法。」

【日本語訳】
景公は晏子に聞きました。「英名な君主はどうやって人を教化しますか。」晏子は答えました。「教義と政令を明らかにして、そして自ら真っ先に実行します、人民を養育するのは、激切ではなくて、刑罰で犯罪を予防します。臣民にやらせると要求することは君王が先にやらなければなりません、百姓にやっていけないと禁止したことは自分も絶対にやっていけません。したがって、下民がその教導を順えます。事情の軽重を見計らって民力を使って、適当に訴訟を取り扱って邪悪を止めます。百姓を過度の労役で疲れてくたくたにならせなくて、懲罰で百姓を傷害しません。上様は百姓を愛護するのに準則にして、下様はお互いに親愛し合うのを道義にします。すると、天下の人々はお互いに背き離れません。これは英名な君主の人民を教育する方法です。」

>> 群書治要三六〇 #為政 #教化