半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-304)

304.且夫閉情①無欲者上也,咈(fú)心②消除者次之。昔帝舜藏黃金於嶄(chán)巖③之山,抵珠玉於深川之底。及儀狄④獻旨酒⑤,而禹甘之,於是疏遠儀狄,純上旨酒。此能閉情於無欲者也。(卷四十七 政要論)

【注釈】
①閉情:閉絕欲望。②咈心:違背心意。咈,違背,違逆。③嶄巖:高峻的山崖。元和本作「漸巖」。漸,通「巉」,或作「嶄」。④儀狄:傳說為夏禹時善釀酒者。⑤旨酒:美酒。

【白話】
人能夠做到閉情無欲可以算是上等人了,刻意違背心意消除欲求的人就要差一等了。過去舜帝讓黃金埋藏在險峻的高山之上,將珠玉棄置在深川的谷底。儀狄進獻美酒給大禹,大禹品嘗後覺得非常甘甜,於是疏遠儀狄,杜絕人們進獻美酒。這就是能夠自我節制而達到無欲的例子。

【日本語訳】
欲望の発生を完全に止められる人が、上等な人間だと認められます。工夫して意思を違背して欲望を消し去る人が二等な人となります。過去に舜帝が黄金を険しい高山に埋めさせて、珠玉を深い河の谷底に捨てました。儀狄が大禹に美酒を進貢して献上して、大禹がためしに味わってみたうえ、非常に甘くて美味しかったと思いましたが、それで儀狄を疎遠にしました。人々から美酒を進貢して献上するのを杜絶えしました。これは自我節制して無欲に達成出来た例です。

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