半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-58)

58.僕臣①正,厥②后③克④正;僕臣諛,厥后自聖。后德惟⑤臣,弗德惟臣。君爾無昵(nì)⑥于憸(xiān)人⑦,充耳目之官,迪⑧上以非先王之典。(卷二 尚書

【注釈】
①僕臣:臣屬,臣僚。②厥:代詞,其。③后:君主,帝王。④克:能夠。⑤惟:介詞,也作「唯」、「維」,相當於「以」、「由於」。⑥昵:親近,親昵。⑦憸人:小人,姦佞的人。憸:姦佞,邪僻。⑧迪:開導,引導。

【白話】
(周穆王任命伯冏為太僕正來領導身邊的侍御人員,策命書中說:)身邊的僕從和近臣都是中正之士,其君主也會保持中正;僕從和近臣諂媚,君主就會自以為聖明。君主有德在於臣下,君主失德也在於臣下。你不要親近姦佞小人,不要讓他們擔任充當君王耳目的職位,以免誘導君王違背先王的典制。

【日本語訳】
(周の穆王は伯冏を太僕正に任命し、側近たちの指導を任せました。官吏を任命する文書の中では次のように記されています。)周りの側近と近臣が中正な者でいれば、君主も中正でいられましょう。周りの側近と近臣が媚びへつらう者でいれば、君主は自分のことを賢明な聖君だと勘違いするでしょう。君主に徳があるのは臣下による影響ではありますが、君主が徳を失ってしまうのも臣下に責任があります。そのために、伯冏よ、卑しい矮小な者に近づいてはいけません。そのような者が君主の耳と目になって、君主が先王の残した儀典と制度に背くようなことがあってはいけないのです。

>> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪