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印光法师文钞

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群書治要三六〇(4-53)

…れる感情表現です。聞き入れた噂を信じて、目の前に見えるものを疑うのも、古今の人々がよく犯す過ちです。そのため、秦王は韓非子の著書を讃嘆して本人に会いたいと望みました。漢の武帝は司馬相如の辞賦に感服しました。しかしながら、実際に会うと、彼らが重用されることはありませんでした。韓非子は秦王が讒言を聞き入れたために殺され、司馬相如は閑職に安置されてしまいました。竜を好む葉公が本当に竜を見ると、顔面蒼白になって驚いてしまう故事のようでしょう。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(4-52)

…險阻,侵犯緊閉著的大小門戶。他們只要蒙蔽君王的眼睛,堵塞君王的耳朵,奪取君主的權力,擅自發布君令,就能占有他的百姓,奪取他的國家。 【日本語訳】今の君主が高い城壁を修築し、大小の関所を慎重に閉鎖しているのは、敵軍や盗賊の到来を恐れているからです。しかしながら、君主を殺して国を奪う者は、必ずしも険しい城壁や大小の関所を乗り越えなくてもいいです。君主の目をごまかし、耳を塞ぎ、権力を奪い取って勝手に君命を発布したら、その民と国を奪えましょう。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(4-51)

…容易使國家破亡。因此,英明的君主任用他的臣下,讓他們能團結並進,而不能獨占君主的寵信。 【日本語訳】一人の女性が夫の寵愛を独占すると、ほかの妻や妾はざわざわとしだして不安定になります。一人の大臣が君主の寵愛と信頼を独占して権力を独占すると、ほかの群臣は埋没されてしまいます。そのために、嫉妬心のある妻や妾は家を破滅しやすいし、謀反する臣下は国を滅亡しやすいのです。ゆえに、英明な君主は臣下たちを団結させて、君主の寵愛と信頼を独占させません。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(4-50)

…を引き連れて、幾たびも諸侯と面会して結盟し、天下に安定をもたらしました。今や、私は千台の車を引き連れているが、先君のあとに続く覇業をなしえそうでしょうか?」晏子は答えました。「桓公が三百台の車で何度も諸侯と面会して結盟し、天下に安定ももたらせたのは、その左右に鮑叔牙と管仲のような者がいたからです。今、貴方の左右にいるのは歌舞伎者や道化師であり、前後にいるのは讒言を言い、おもねる者です。どのようにすれば、先君の覇業に追いつけましょうか?」 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(4-49)

…白話】齊景公問晏子:「治理國家,也有常存的憂患嗎?」晏子回答:「善於花言巧語、阿諛奉承而常在君主身邊的這些人,喜歡誹謗忠良賢臣,同時結交小人,這是治理國家常存的憂患。」 【日本語訳】斉の景公は晏子に聞きました。「国を治めると、常にある憂いはありますか?」晏子は答えました。「言葉巧みにおもむねる者は常に君主のそばに集います。彼らは賢明な忠臣をよく誹謗するかたわら、卑怯者ともよく付き合うので、国を治めていく上で常にある憂いと言えましょう。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(4-48)

…せん。これは君主としての基準を失くしているのではありませんか。」晏子は答えました。「私も聞いたことがあります。君主が公正で臣下がその命を服従しているのならば、順従と言えます。君主が不正であるのに、臣下がその命を服従しているのならば、律法と節度に違反していると言えましょう。おもねるばかりが能の者に褒美を与えるのに職計官が服従してしまうと、それこそ、君主に執政する時の原則を失わせることであり、臣下としての務めを損なってしまうことでしょう。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(4-47)

…俗所稱讚的人,可能會把不是賢人的人當作賢人,可能把沒有才智的人當作有才智的人,可能把不忠的人當作忠臣,可能把沒有誠信的人當作有誠信的人。」 【日本語訳】文王は聞きました。「世俗が褒めたたえる者を起用するのを好むと、どうなりましょう。」太公は答えました。「(君主が)世俗が褒めたたえる者を信用すると、賢者でない者でも賢者に、才智のない者でも才智のある者に、忠実でない者でも忠臣に、誠のない者でも誠のある者に間違えられてしまうかもしれません。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(4-46)

…らです。一挙手一投足、すべては媚を売っているものであるため、名士は生まれません。下級官吏はその務めを全うできない上に、審査の制度がないため、官吏は思う存分に力を発揮できず、傑出した官員が現れるはずもありません。能力のある官吏がいないと、政事には害を及ぼしてしまいます。名士がいないと、官員も士人も見習える対象がいません。そのため、官吏についての完備された審査制度を早急に用意しなければならず、また、朝廷の風紀を厳しく正さなければなりません。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(4-45)

…されてはなりません。」世祖は聞きました。「今でも鐘会のような者がいますか?」馮紞は言いました。「陛下の御前にもやたらと謀略をめぐらす臣下がいましょう。その者の功績は天下に広く知られており、国内では知らない者などいません。軍の長官として地方を鎮守しており、兵士や軍馬を統べる重責を負う者ならば、みな陛下が考慮なさる対象になりましょう!」世祖は何も言いませんでした。それから、世祖は張華を太常官に任命したが、間もなく、その官職をはく奪しました。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(4-44)

…のです。馮紞はのちに侍中に転任しました。太康三年、武帝が重い病気から快復したので、馮紞と荀勖は武帝に進言しました。「陛下がご快復なさらなければ、太子は廃位にされてしまうところでした。斉王である司馬攸はいつも民から擁護され、公卿大臣から敬われています。たとえ斉王が天子の位を辞退したくても、これほど人々から慕われている状態で、それができましょうか。国家安定のために、今こそ斉王を自分の領地に送り返す時です。」武帝は彼らの意見を聞き入れました。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(3-63)

…ん。ネズミが殺されないのは、寺院そのものに寄生しているためです。国にも寺院のネズミがあります。君主の周りにいるごく親しい側近たちこそがそうです。彼らは宮殿の中では君主に全ての善悪の実情を隠します。宮殿の外では権力を笠に着て人々を苛め、民を圧搾します。彼らを殺さなければ、禍は起こってしまいます。しかしながら、彼らを殺そうとすると、君主の庇護が邪魔になります。ゆえに、君主に保護されて囲われているこの者たちこそ、国に住まう寺院のネズミです。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(3-62)

…非議されるほどの酷い行いをしてはいないが、君主にはひたすら迎合するばかりで諌めて正そうともしません。また、自分に害をなす者がいれば、相手を陥れようとします。最後に最も下劣な奸臣は、天下の人々の非議をものともせずに行動し、ひたすら君主に迎合するばかりの者です。このような者は美辞麗句を弄ぶばかりで中身がなく、自分のことしか考えていません。賢明で善良な臣下を明らかに迫害していながら、少しも悔い改める素振りを見せずに、悪行を行い続けるのです。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(3-61)

…で私欲のない者を重用することはできても、彼らに近づくとは限りません。また、邪な奸臣を重用しないことはできても、彼らから遠のくとは限りません。だからこそ、虞舜、夏禹のような明君でも、邪な者を任用しないのが精一杯で、必ずしもそのような者を憎んでいる訳ではありません。古い言葉にありました。「詭弁を弄ぶ者は人の心を惑わせます。たとえ虞舜、夏禹であっても、冷静に彼らのことを憎むことはできないでしょう。」このことについて、明察しなければなりません! >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(3-60)

…、正直な忠臣のことを憎まずにはいられないでしょう。そして憎いがゆえに、君主と忠臣の間に溝が生まれる時を伺って、忠臣に危害を加えようと日夜図るのです。もし君主がこのことに気付かずに讒言を聞き入れてしまうと、忠臣は罪がないのに死ぬまで迫害されてしまいます。一方、奸臣は功労がないのに、富を手に入れてしまいます。そのために、「忠臣は往々にして罪がないのに、亡くなってしまいます。奸臣は往々にして功労がないのに、勢いと栄華を手に入れてしまいます。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(3-59)

…引起的,都是由內產生的。所以虞舜上朝議事,首先驅除四位惡名昭彰的部族首領,然後任用十六位賢臣。表明如果惡人不除去,善人就無法得到進用。 【日本語訳】(傅燮は帝に上疏して諌めました。)天下の禍は外から引き起こされたのではなく、内から生まれるものだと伺いました。そのために、新しく朝廷を興した虞舜はまず、悪名高い四人の部族の首領を駆除しました。それから十六人の有能な臣下を任命しました。何故なら、悪人を一掃しなければ、善人は任用されないのです。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(3-58)

…うに記されています。)周りの側近と近臣が中正な者でいれば、君主も中正でいられましょう。周りの側近と近臣が媚びへつらう者でいれば、君主は自分のことを賢明な聖君だと勘違いするでしょう。君主に徳があるのは臣下による影響ではありますが、君主が徳を失ってしまうのも臣下に責任があります。そのために、伯冏よ、卑しい矮小な者に近づいてはいけません。そのような者が君主の耳と目になって、君主が先王の残した儀典と制度に背くようなことがあってはいけないのです。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(3-57)

…なければ、(上下の観念は一致しがたく、民心も離れていってしまい、)政権は持続できなくなります。坤は柔を意味し、内の卦です。乾は剛を意味し、外の卦です。このような卦は次のことを示しています。私利私欲しか考えていない矮小な者が朝廷に在位し、有能で徳性のいい君子は政治の中心から遠く離れた外野にいます。すなわち、矮小な者が力を誇示し、君子が重用されない現象を示している卦です。(これはまた、国もしくは団体が衰退して敗北する兆しとも言えましょう。) >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(2-62)

62.用賢人而行善政,如或譖(zèn)①之,則賢人退而善政還②。(卷十五 漢書三) 【注釈】①譖:讒毀,誣陷。②還:罷歇,止息。 【白話】任用賢德的人施行清明的政治,如果有人進讒言毀謗他,那賢人就會離去,而善政也就廢止了。 【日本語訳】賢徳な人を任用して清明な政治を行って、もしも讒言を進言して彼を誹謗する人がいたら、その賢人は立ち去って、善政も廃止してしまいます。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(2-61)

…為桎,類似於近世的腳鐐手銬。 【白話】從前李斯告訴秦二世說:「當了君主若不能放任自己、無拘無束,這就叫做把天下變成束縛自己的腳鐐手銬。」秦二世採用了他的話,秦國因此而滅亡,李斯也被滅族。 【日本語訳】昔、李斯は秦朝二世皇帝に教えました。「君主になったら、自分を放任したり、解放したりすることが出来ないと、天下が自分の手足を束縛する鎖錠になります。」秦朝二世皇帝は彼の話を採用しました。そのため秦朝は滅亡となって、李斯も一族を滅ぼされました。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(2-60)

…功德。更使迷惑的人覺察不出自己的錯誤,自認有著和子貢、晏子一樣的敏捷,以及超越常人的辯才,而不能醒悟,這些正是招致禍患的旗幟。 【日本語訳】媚び諂う小人は、いつも笑って称賛しながら喝采します、面と向かってお世辞を言う人は、いつも拍子を取って功徳を賞賛します。更に惑わされた人が自分の誤りに気付かなくて、自ら子貢と晏子と同じような敏捷で、そして、常人を越える弁才を持っていると思ってしまって、自覚ができません。これは災禍を招く旗幟であります。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(2-59)

…,簡樸直接而多半聽來逆耳。 【日本語訳】奸臣は一聴したところ正道らしい話で君主を媚びます。君主は識別する能力がなくて、その話は正しいと思って心から喜びが生じてきて、自分の考えを混乱させて、行為が日増しに正道から乖離してしまって、しかし、また自分が道義に合って行っていると思っています、これは君主らの共通の問題点です。あれらの佞姦の言葉遣いは、柔らかくて思うとおりで文才がありますが、忠誠正直な臣子の話は、素朴で率直で、大半が耳に痛いのです。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(2-58)

…?」答えました。「比べる者がないほど高い地位にいる人には、彼を攻める人が多いです。媚びる侍従が人主の心を攻めて、彼の財物と利益を取り争い合っています。人主が親しむ妻妾妃嬪は人主の心を攻めて、寵愛されるのに奪い合っています。遊楽に放縦する歌姫芸人は人主の心を攻めて、彼を玩物喪志させます。人主の左右にいる小臣は人主の心を攻めて、彼に品行を不正させます。不善な心に抱く臣は人主の心を攻めて、彼に大事を誤らせます。これらは内部の盗賊だと言えます。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(2-57)

…做君主者,他所交往的一定要挑選正直的人,所觀看的一定要選擇正大光明的景象,拋開庸俗的音樂而不聽,疏遠諂媚的人而不接近,這樣才能使邪惡之心不生,而正道也可以得到弘揚了。 【日本語訳】それ故に、君主として、付き合う人は必ず正直な人を選ばなければならなくて、観覧するのは正々堂々たる光景を選ばなければなりません。鄭国にある低俗な音楽を捨てて聴かなくて、阿諛する人と疎遠になって近付けません。こうすると、邪悪な心を生ませなくて、正道も弘められます。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(1-53)

…幸那些喜愛自己的人,卻不知道喜愛自己的人不該寵幸。所以迷戀於卑微小臣的諂媚,而不能遠離罷黜;感受不到不順己意的人是有益於自己的,而不願意任用他們。 【日本語訳】君主はみな、自分のことを好いてくれる者を好むが、そういう者が愛するに足りないことを知りません。そのために、君主は卑しい臣下たちの媚びへつらいに惑わされ、彼らを遠ざけてやめさせることができません。また、自分に逆らう者こそ、自分に益する者だということを忘れ、任用しようとしないのです。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪

群書治要三六〇(1-52)

52.聞言未審,而以定善惡,則是非有錯,而飾辯①巧言②之流起矣。(卷四十九 傅子) 【注釈】①飾辯:粉飾巧言,說虛浮不實的話。②巧言:動聽而不實在的話。 【白話】聽取言論未客觀判斷,就輕易論定善與惡,是非容易顛倒,而賣弄言語、巧辯的風氣就會興起。 【日本語訳】人の言葉を聞いて客観的に吟味し判断せずに、善悪を軽々しく決めるのは、事の是非を転覆してしまいます。そして、言葉巧みに詭弁を弄する風習ができてしまうのでしょう。 >> 群書治要三六〇 #君道 #杜讒邪