半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-95)

95.國之所以存者,得道也;所以亡者,理塞①也。故得生道者,雖小必大;有亡徵②者,雖成必敗。國之亡也,大不足恃③;道之行也,小不可輕④。故存在得道,不在於小;亡在失道,不在於大。(卷三十五 文子)

【注釈】
①理塞:謂不行仁義之道。理,道。②徵:跡象,預兆。③恃:依賴,憑藉。④輕:輕視。

【白話】
國家能夠延續下來的原因,是由於遵循了符合道義的治國之道;國家之所以滅亡的原因,是由於不行仁義之道。因此,得到國家長存之道,雖然是小國也可以發展壯大;有滅亡的跡象,雖然是強盛的大國也必定會失敗。國家要滅亡,即使強大也不足依靠;治國之道得以實行,即使小國也不可輕視。所以國家長存的原因在於得道,而不在於國家弱小;國家滅亡的原因在於失道,而不在於國家強大。

【日本語訳】
国が持続できるのは、道義に一致する治国の道に従ったからです。国が滅亡してしまうのは、仁義の道に背いたからです。そのために、長くあり続ける方法を得た国はたとえ小国でも、壮大に発展することは可能です。もし滅亡の兆しがあると、たとえ強盛な大国でも、必ず失敗してしまいます。国が滅亡する時は、たとえ強大そうに見えても、頼りにはなりません。治国の道を実践しているのならば、たとえ小さな国でも油断してはなりません。国が長くあり続けられる原因は治国の道を得ることにあり、国の小ささと弱さではありません。また、国が滅亡してしまう原因は治国の道に背いたからであり、国の強大さではありません。

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