半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-189)

189.天道之大者在陰陽。陽為德,陰為刑。刑主殺,而德主生。是故陽常居大夏,而以生育養長為事;陰常居大冬,而積於空虛不用之處。以此見天之任德不任刑也。天使陽出布施①於上,而主歲功②。使陰入伏於下,而時出佐陽。陽不得陰之助,亦不能獨成歲也。王者承天意以從事,故任德教而不任刑。刑者不可任以治世,猶陰之不可任以成歲也。(卷十七 漢書五)

【注釈】
①布施:猶普施,謂普遍施予。②歲功:一年農事的收穫。

【白話】
天道主要講的是陰陽。陽代表德,陰代表刑。刑主殺,德主生。因此陽常常處於盛夏,以生育長養為職事;陰常常處於隆冬,積聚在空虛不用的地方。從這裡就可看出,上天是任用德教而不輕用刑罰的。上天使陽氣上升,在上普遍施予萬物,主管一年的農業收成;讓陰氣隱藏於地下而按時出來輔助陽氣。陽氣如果得不到陰的輔助,也不能單獨成就豐年。王者順承上天的意旨來行事,所以任用德教而不輕用刑罰。刑罰不能單獨用來治理天下,猶如不能只靠陰氣而成就豐年一樣。

【日本語訳】
天道は主に陰陽について言っています。陽は徳を表し、陰は刑を表しています。刑は殺しを司り、得は生を司ります。そのために、陽はいつも盛夏にあって、生育と育てることを職務としています。陰はいつも隆冬、虚しくて使われないところにあります。このことから分るように、天は徳教によって運行し、刑罰を軽々しく使ったりしません。天は陽気を上昇させて、上から遍く万物に行き渡るようにして、一年間の農業の収穫を操りました。また、陰気を地下に隠させて、一定の時間になると、地面から出てきて陽気の補助をするようにしました。もし陰の補助がないと、陽気も独りで豊年を成就できません。王者は天の意思に従って物事を進めるから、徳性を用いて軽々しく刑罰を使ったりしません。刑罰もそれだけで天下を治められません。ちょうど陰気だけで豊年を成就することはできないのと同じです。

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