半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-295)

295.《象》曰:水在火上,既濟①。君子以思患而豫防之。(卷一 周易

【注釈】
①既濟:第六十三卦。離下坎上。離為火,坎為水。孔穎達先生《周易正義》說:「水在火上,炊爨之象,飲食以之而成,性命以之而濟,故曰『水在火上,既濟』也。」

【白話】
既濟卦的《象傳》說:水在火上,比喻用火煮食物,象徵事情已經成功。君子觀此卦象,當於成功之時思慮將來可能出現的禍患,而預先採取措施,防範於未然。(因為成和敗、治和亂是循環不息的,因此君子目光遠大,存不忘亡,既濟不忘未濟。)

【日本語訳】
既済の卦は『象伝』によると、「水が火の上にあるから、火で食べ物を調理しているように、物事の成功を象徴しています。しかしながら、君子がこの卦を観察する時は目の前の成功ではなく、将来に起こりうる災いについて考えるものです。そのために、事前に手を打って災難を未然に予防できます。」(何故なら、成功と失敗、治安と混乱は永劫に循環するものです。そのために、君子は長い目で物事を考えて、成功している時でも、失敗した時のことを忘れません。)

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