半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-315)

315.國之所以亂者四:內有疑(nǐ)①妻之妾,此宮亂也;庶有疑嫡之子,此家亂也;朝有疑相之臣,此國亂也;任官無能,此眾亂也。四者無別,主失其體;群官朋黨,以懷其私,則失彊矣。故妻必定,子必正,相必直立②以聽,官必忠信以敬。(卷三十二 管子)

【注釈】
①疑:通「擬」,比擬。②直立:正位,主其位的意思。直,正。立,古文「位」字。

【白話】
國家之所以動亂的原因有四點:宮內有與正妻地位相當的寵妾,這是宮廷動亂的原因;庶子中有與嫡子地位相當的孩子,這是家中動亂的原因;朝廷中有權力與宰相相當的寵臣,這是國家動亂的原因;所任用的官員沒有才能,這是群吏動亂的原因。對這四種情況不能識別,君主就會喪失制度規章;群臣結為朋黨,各營私利,君主就會失去宗族的支持。所以,嫡妻必須要確定地位,嫡子必須要正名,宰相必須正位以聽政,百官必須忠信以敬業。

【日本語訳】
国に動乱が起こってしまう原因は四つあります。宮内に正妻と地位が相当する寵姫がいれば、宮廷に動乱が起こってしまう原因になります。庶子の中に嫡子と地位が相当する子どもがいれば、家に動乱が起こってしまう原因になります。朝廷の中に宰相と権力が相当する寵臣がいれば、国に動乱が起こってしまう原因になります。任用する官員に才能がなければ、臣下たちが動乱を起こってしまう原因になります。これら四つの状況を識別できなければ、君主は制度と規則を失ってしまいます。臣下たちが朋党を結び、私利を企むようになると、君主は宗族からの支持を失ってしまいます。そのために、正妻の地位は確固たるものでなければならず、嫡子の名分は正さなければなりません。宰相の官位が正されてこそ、政事に専念することができます。百官は忠信を守ってこそ、その職務を敬謙に執り行えます。

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