半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-61)

61.群臣之愚智,日劾於前,擇其知事者而令之謀;群臣之所舉,日劾於前,擇其知人者而令之舉;群臣之治亂,日劾於前,擇其勝任者而令之治;群臣之行可得而察也,擇其賢者而舉之,則民競於行。勝任者治,則百官不亂;知人者舉,則賢者不隱;知事者謀,則大舉不失。聖王正言於朝,而四方治矣。(卷三十六 尸子・分)

【白話】
群臣中誰聰明誰愚笨,每天都能反映到國君面前,挑選熟稔政務的人為自己謀劃;群臣所舉薦人才的情況,每天都能反映到國君面前,挑選出有識別人才能力的人,讓他們來負責舉薦人才的工作;群臣政績的治或亂,每天都能反映到國君面前,挑選能勝任職務的臣子,讓他們治理國家;群臣的言行舉止都可以得到仔細考核,選擇有賢德的人並任用他,人們就會競相努力工作。選擇能勝任的人來治理國家,那麼百官就不會混亂;善於推舉賢才的人得到任用,那麼天下賢德的人就不會隱退;通曉事理的人參與謀略,那麼處理國家大事就不會有失誤。聖王能夠在朝廷上說公正而剛直的話,天下各地都得以安治。

【日本語訳】
群臣の中でだれが聡明でだれが愚鈍なのかは、毎日國君の前に反映され、國君はその中から自分のために謀略を考案してくれそうな政務に詳しい者を選び出します。群臣がすすめた人材の場合、やはり毎日國君の前に反映されるが、國君は人材を見出す能力に秀でた者を見出し、彼らに人材の推薦を任せるのです。群臣の政績がいいか悪いかは、毎日國君の前に反映され、國君は毎日それぞれの職務に適した臣下を選び出して、国政を彼らに任せます。群臣の発言と行いが細かく考察されて、賢明で徳のある者を選んで任用できたら、人々は我先にと競うように働いてくれます。適任の者を選んで国政を任せると、百官が混乱することはありません。賢者を推薦するのが得意な者が任用されると、天下の賢明で徳のある者が引退してしまうこともなくなりましょう。物事の理を熟知している者が謀略の考案に参加しているのならば、国家の大事を処理する時に過ちは起こらなくなります。

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