半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-104)

104.天地之道,莫見其所以長物而物長,莫見其所以亡物而物亡。聖人之道亦然,其興福也,人莫之見而福興矣;其除禍也,人莫之知而禍除矣!故曰「神人」。益天下以財為「仁」,勞天下以力為「義」,分天下以生為「神」。修先王之術,除禍難之本,使天下丈夫耕而食,婦人織而衣,皆得戴其首,父子相保。此其分萬物以生,盈天下以財,不可勝計也。神也者,萬物之始,萬事之紀也。(卷三十六 尸子・貴言)

【白話】
天地之間的規律,沒有看見萬物生長,而萬物卻生長起來了;沒有看見事物消亡,而事物卻消亡了。聖人之道也是這樣,為人民造福,人們沒看見,幸福便已經來臨了;為人消除災禍,人們沒看見,災禍就消除了!所以稱「神人」。為天下增加財富叫做「仁」,為天下人出力叫做「義」,讓萬物生長叫做「神」。學習古代聖王的治國方法,消除產生禍亂的根源,使天下男子耕種提供食物,女子織布做衣服,讓他們能夠享天倫之樂,父子互相依附保護。這就是使萬物各自生長,為天下帶來豐盈的財富,多得不可勝計。神,就是萬物的本源,萬事的法則。

【日本語訳】
天地の間にある規律は、万物の成長が見えなくても、いつの間にか成長してくるものであり、万物の消失と滅亡が見えなくても、いつの間にか消えてなくなるものです。聖人の道も同じものです。人々が幸せになるために仕事をしても、人々がその仕事を目にすることなく、もう幸せはやってきました。人々のために禍を取り除く仕事をしても、人々がその仕事を目にすることなく、もう禍は消え失せました。そのため、聖人は「神人」とも言われます。天下のために富を増やすものは「仁」と、天下の人々のために力を出すものは「義」と、万物を成長させるものは「神」と呼ばれます。古の聖王が国を治めた方法に習って、禍の元を消し去るのです。天下の男たちには耕せて食べ物を作らせ、女たちには布を織らせて衣服を作らせます。人々が一家団欒を楽しめて、親子が互いを守られるようにするのです。これこそ万物が各々と成長できるようにするための術であり、天下にも数えきれ倍ほどの豊かな富をもたらせましょう。神とは、万物の本源であり、万事の法則でもあります。

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