半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-178)

178.不尚賢,使民不爭;不貴難得之貨,使民不為盜;不見可欲,使心不亂。是以聖人之治,常使民無知無欲,使夫知者不敢為也。為無為,則無不治。(卷三十四 老子・道經)

【白話】
不崇尚世俗的「能人」,使人民沒有爭奪的心;不以稀見難得的東西為珍貴,使人民沒有偷盜的心;不顯露足以引起人們妄念的東西,使人們的心思不被擾亂。因此,聖人治理天下,常使人民巧智不生,無私欲。使那些「聰明人」徹底醒悟,不敢妄生事端。一切都隨順自然的道德法則,以簡御繁,做必要的建設,一切水到渠成,那麼天下就沒有什麼不能治理的了。

【日本語訳】
世俗をよしとしない「能力のある者」は、民から争いの心を失くさせます。珍しい物や人の貪欲を引き起こすような物を見せびらかさないので、人々に盗みを働こうとする心は起きず、人々の心が乱されることもありません。聖人の統治では、天下の人々にずる賢さはなく、みな私欲がありません。ずる賢い者は徹底的に目が覚めて、悪事を働かなくなるのです。何事も自然の摂理と道徳の法則に従って、簡素な道理で複雑な問題を解決していき、必要な建設だけをしていれば、治められないものも自ずとなくなりましょう。

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