半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-179)

179.夫至人之治也,棄其聰明,滅其文章,依道廢智,與民同出乎公。約其所守,寡其所求,去其誘慕,除其嗜欲,損其思慮。約其所守,即察矣;寡其所求,即得矣。(卷三十五 文子・道原)

【白話】
至人治理天下的方法,就是揚棄個人的聰明,隱沒個人的文采,依照天道而行,棄置個人的聰辯,與百姓一同依照公道而行。簡約其所持守的,減少其所貪求的,去掉外在的誘惑與希慕,消除內在的嗜好與欲望,減少其思索與憂慮。簡約其所持守的,就能夠明察;減少其所貪求的,就會有所得。

【日本語訳】
素晴らしい人が天下を治めるための方法とは、個人の聡明さを捨て、個人の文才を隠し、天の道に沿って物事を行うことです。個人の聡明さと弁才を捨てて、民と共に公の理に従って生きるのです。持っているものをできるだけそぎ落とせれば、貪欲さから求めるものを減らせます。外からの誘惑と心の内にある嗜好や欲求を消し去れれば、思いや憂いを減らせます。さすれば、研ぎ澄まされた感覚で物事を観察することができるし、余分なものを求めないからこそ得られるものもあります。

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