半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-286)

286.禍之始也易除,其除之不可者,避之。及其成也,欲除之不可,欲避之不可。治於神者,其事少而功多。干霄之木,始若櫱,足易去也,及其成達也,百人用斧斤,弗能僨也。熛火始起易息也,及其焚雲夢、孟諸,雖以天下之役,抒江漢之水,弗能救也。(卷三十六 尸子・貴言)

【白話】
災禍剛萌發時是較容易消除的,如果除不了它,就盡量避開。等到它發展成熟時,想除除不掉,想避也避不開。能專注於一般人難以察及先兆的人,做事能有事半功倍的效果。參天大樹剛長出枝條時,用腳就能踩掉,等到它長大了,則眾人用斧頭也難以砍倒它。烈火燃燒之初容易撲滅,到了能焚燒雲夢、孟諸那樣的燎原大火時,就算動用全天下的人力,引來長江、漢水也難以將它撲滅。

【日本語訳】
禍は起こった当初は消しやすいものだが、消せなくても、できるだけ避ければいいです。禍が成熟してしまうと、取り除こうとしても取り除けず、避けようとしても避けられません。兆しに気づける者はそう苦労せずに目的を達成できます。天にそびえる大木も最初は苗であり、足で踏みつけられます。大きくなれば、たとえみんなが斧で切ってもなかなか倒せません。烈火も最初は消しやすいものだが、野原を焼けてしまうような炎になると、たとえ天下の人々が力を合わせて揚子江の川水をもってしても消しにくいのです。

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