半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-331)

331.三人之所廢,天下弗能興也;三人之所興,天下弗能廢也。親曰不孝,君曰不忠,友曰不信,天下弗能興也;親言其孝,君言其忠,友言其信,天下弗能廢也。夫符節合之,則是非自見。行亦有符,三者合,則行自見矣,此所以觀行也。(卷三十六 尸子・分)

【白話】
有三種人說他不好,天下人沒辦法把他抬舉起來;有三種人說他好,天下人沒辦法把他敗壞。親人說他不孝順,君主說他不忠心,朋友說他不講信用,天下人沒辦法把他抬舉起來;親人說他孝順,君主說他忠心,朋友說他講信用,天下人沒辦法把他敗壞。所執符節相合在一起時,那麼是非對錯自然分明。行為也像符節一樣,親人、君主、朋友三方面的評價合在一起時,那麼這個人的行為如何,自然明確了,這就是用來觀察人們行為的方法。

【日本語訳】
悪く言われて、天下の人々がどれほど手を尽くしても言い繕えない場合は三つあります。親族からは不孝だといわれ、君主からは不忠だといわれ、友達からは信用がないといわれる者のことは、天下の人々がどれほど手を尽くしても言い繕えません。親族が親孝行のできる者だといわれ、君主からは忠義に厚い者だといわれ、友達からは信用のおける者だといわれれば、天下の人々がどれほど手を尽くしてもその者のことを悪くいえません。つじつまが合うと、是非も正しさも間違いも自ずと分かるようになります。行為についても同じです。親、君主、友達これら三つの評価が合わさった時、その人の行為が実際にはどのようなものなのかは自ずと分かるようになります。これこそ人の行いを観察するための方法です。

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