半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-4)

4.五色①令人目盲;五音②令人耳聾;五味③令人口爽;馳騁田獵④,令人心發狂;難得之貨,令人行妨⑤。(卷三十四 老子

【注釈】
①五色:原指青、赤、白、黑、黃五種顏色。此處泛指各種顏色。②五音:原指中國五聲音階中的宮、商、角、徵、羽五個音級。此處指音樂。③五味:原指酸、甜、苦、辣、鹹五種味道。此處泛指各種味道或調和眾味而成的美味食品。④田獵:打獵。⑤妨:損害。

【白話】
貪戀五花八門的色彩,使人精氣神外散,視覺遲鈍;過度追求音樂的刺激,使人心中失去平和中正之氣,聽覺遲鈍;講究食物的美味,使人味覺遲鈍;沉溺於騎馬打獵的快意,使人心神狂妄暴躁;稀有難得的貨品,使人貪心增長,而造成行為偏差。

【日本語訳】
彩りの多さは人の目を晦ましてしまいます。淫欲に溺れて色好みが過ぎると、人の精神は散漫し、頭脳の明晰さを失ってしまいます。音楽の刺激を求めすぎると、心の中の平和と中正の気を失わせてしまい、聴覚を鈍らせてしまいます。食事の美味しさを追求しすぎると、かえって味覚を鈍らせ、口の慎みを失わせてしまいます。乗馬して田野を駆けまわり、狩りを楽しむのは、人の心を苛立たせて狂わせてしまいます。珍しい宝物を手に入れても、安心して他のことに手をつけられないために、行動力を鈍らせてしまいます。心が貪欲さにまみれていたら、その行いは道を外れ、わが身を辱めてしまいます。

>> 群書治要三六〇 #君道 #修身 #戒貪