半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-19)

19.昔三代明王之必敬妻子①也,蓋有道焉。妻也者,親之主也;子也者,親之後也;敢不敬與?是故君子無不敬也。敬也者,敬身為大;身也者,親之支②也,敢不敬與?不敬其身,是傷其親;傷其親,是傷其本也;傷其本,則支從而亡。三者,百姓之象③也。身以及身,子以及子,妃以及妃,君修此三者,則大化④愾(kài)於天下。(卷十 孔子家語)

【注釈】
①妻子:妻子和兒女。②親之支:父母的支派。《禮記》「親之支」作「親之枝」,分枝的意思。③象:效法,仿效。④大化:廣遠深入的教化。

【白話】
以往夏商周三代的聖明君主必定尊重愛護妻子與兒女,是有道理的。妻子,是祭祀祖宗、照顧父母的主婦;兒子,是祖先的後代;怎能不尊重呢?所以君主對妻兒沒有不尊重的。談到尊重,最重要的是尊重自己。自身是父母衍生的支派,怎能不尊重呢?不自重,就是傷害父母;傷害父母,就是傷害了根本;傷害了根本,枝幹就隨之枯亡。這三者:自身、妻子、兒女,百姓和君主同樣擁有,自然會效法君主的榜樣。珍重自身推及到珍重百姓,親愛兒女推及到親愛百姓的兒女,尊重妻子推及到尊重百姓的妻子,君王做好這三件事,那麼深遠的教化,才能推廣到普天之下。

【日本語訳】
その昔、夏商周三代の賢明な聖君たちは、必ず妻と子どもたちを尊重し、愛護したが、これには訳があります。妻は、祖先を奉り、親の世話をする主婦です。子どもは、祖先の子孫です。尊重しない理由がどこにありましょう。そのために、君主は妻と子どものことを尊重していました。尊重といえば、最も大事なのは、自分自身を尊重することです。親から生まれたこの身体、この思いは親の派生とも言えます。どうして尊重せずにいられましょう。自分を尊重し、節度ある行為を取れないのは、親を傷つけてしまいます。親を傷つくのは、物事の根本を傷つけるのと同じです。物事を一本の大木として考えると、その根元が傷つけられれば、幹と枝が枯れてしまうのも当然です。自分自身、妻、子ども、これら三つのものは、民も君主も同じく持っています。そのために、民は自ずと君主のしたように真似ます。君主が自分自身を大事にすると、民も自分自身のことを大事にします。君主が子どものことを愛護すれば、民もまた子どものことを愛護します。君主が妻のことを尊重すれば、民もまた妻のことを尊重します。君主がこれら三つの要点を徹底的に実行できてこそ、深く民を教化できるし、天下にその思想を押し広めるのです。

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