半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-193)

193.天下樞要①,在於尚書②,尚書之選,豈可不重?而間者多從郎官③,超升此位,雖曉習文法,長於應對,然察察小惠,類無大能。宜簡嘗歷州宰素有名者,雖進退舒遲,時有不逮,然端心向公,奉職周密。(卷二十二 後漢書二)

【注釈】
①樞要:指中央政權中機要的部門或官職。②尚書:相當於現在的部長。③郎官:相當於現在的副部長。

【白話】
天下最重要的職位在於尚書尚書的選拔豈能不重視?然而現任尚書大多是從郎官提升上來的,儘管他們通曉文法,善於應對,但這只是小聰明,大多沒有辦大事的能力。因此應當選拔那些做過州官且素有名聲的人任職,他們應對雖然遲緩,有時比不上別人,但他們一心向著國家,忠於職守且辦事周密。

【日本語訳】
天下において最も重要な職位は尚書であり、尚書の選抜を重視するわけにはいけません。しかしながら、今の尚書のほとんどは郎官から上り詰めた者です。この者たちは文章の作法に詳しく、応対にも長けているが、大きな事業を成し遂げる能力を持っている者はほとんどありません。そのために、州官の経験者の中から、特に有名な者を選ぶべきです。彼らは応対には長けておらず、劣って見える時もあるが、いつも国のことを考えています。職務には忠実で仕事も細やかです。

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