半懂

印光法师文钞

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群書治要三六〇(4-209)

…ませんが、やはり緊急でないものは事前に取り除き、どうしても陛下ご自身によって処理されなければならない緊急なものはまとめて簡略化しておいた方が、陛下の政務を三分の二ほどに減らすことができます。また、仕事を実行している者は上からの指令を受けて、その通りにしたので、もし上の方に過ちがあれば、もう実行する官員の罪を責めてはいけません。年末までに仕事を完成できないものは、功績を打ち立てられないし、誰が責任者なのかもわからなくなってしまうでしょう。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(4-208)

…皋陶。舜帝知人善任,對天下百姓不給予過多的干涉,但是天下百姓卻把舜帝當成父母親般愛戴。由此可知,沒有人能比舜帝更愛護天下百姓了。 【日本語訳】水災を治めて人々から禍を取り除いたのは大禹です。五穀の種を蒔いて人々から飢饉を取り除いたのは后稷です。訴訟を公正に行えるのは皋陶です。舜帝はよく人を見極めて任用し、人々に過剰に干渉しないので、天下の人々から親のように愛されました。このことから分かるように、舜帝より天下の人々を愛護する者はありません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(4-207)

207.天地生萬物,聖人裁之。裁物以制分,便事以立官。(卷三十六 尸子・分) 【白話】天地生養滋育萬物,聖人則加以裁斷。聖人裁定事物並使萬物遵從各自的本分、職責,根據國家不同事務設立不同官職。 【日本語訳】天地は万物を生み育ち、聖人は万物に裁断を下します。聖人は物事を裁定して、万物に自分の本分と職責を守らせ、さらには国の異なる事務によって異なる官職を設けます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(4-206)

…を借りることが分かれば、できないことはありません。人々の力を借りることができたら、勝てない戦はなく、烏獲のような力持ちでさえも邪魔できないです。人々の勢いに乗っかることができれば、天下でできないことはありません。そのため、聖人はいつも人々の素質と長所によって仕事を振当てます。持てる力で解決できそうな問題ならば、背負っても重く感じることはなく、難しく感じません。聖人は人の長所を見極めるのが得意なので、使えない人も捨てられる財物もありません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(4-205)

…) 【白話】教化源自君子,小民則蒙受教化的恩澤;百姓創造財富產業,君子享受百姓的勞動果實。假如君子和百姓都能各安其位,就能互通有無,從而上下之間的「道」就暢通了。 【日本語訳】教化とは君子を源とするものであり、民は教化の恩恵を受けているのです。民が富や産業を創り出すと、君子は民が労働して得た果実をいただきます。もし君子と民が安定した状態でそれぞれの仕事に励められたら、互いに助け合うことができるし、順調に交流するための「道」もできましょう。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(4-204)

…偏ることなく、必ず経験が豊富な医者を礼遇するものでしょう。」悼襄王は言いました。「まさにその通りです!」龐煖は言いました。「お忘れでしょうか。その昔は、伊尹が殷王朝の病を、太公が周王朝的弊害を,百里奚が秦国の病の根源を治し、申麃が楚国郢都の禍を、原季が晉国の禍を、范蠡が越国の禍を、管仲が齊国の悪い風習を治ったため、これら五つの諸侯国の覇業は成就できたのです。彼らの才能は等しい優秀なものであるが、それぞれに違う統治の策略を持っていました。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(4-203)

…以稱王於天下,立為天子,功名蓋四方。凡提及著名的仁義之人,必定會推舉這四位聖王。 【日本語訳】名君として有名な舜は許由、伯陽の色に染まり、禹は皋陶、伯益の色に染まり、湯は伊尹、仲虺の色に染まり、武王は太公、周公の色に染まりました。これら四人の君主が受けたのは良い方の影響であったので、王として天下に君臨することができて、天子として功績を打ち立て、四方にその名を轟かせられました。仁義で有名な人と言えば必ずこの四人の聖王は上げられるほどでした。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(4-202)

…孫子兵法) 【白話】如果厚待士兵而不能使之勇敢赴敵,愛兵如子而不能以威令制之,違法亂紀而不能嚴加懲治,這樣的軍隊就好比是溺愛驕縱的子女一樣,是不能用來作戰的。 【日本語訳】兵士を手厚く扱うだけで、敵を前にして勇ましく対峙してもらえなかったり、兵士を我が子のように愛護しながら、威令で彼らを制することができず、彼らが法則規律を乱しても厳しく罰せられなかったりしてしまうと、その軍隊は甘く溺愛された子どものようであり、実戦では使い物になりません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(4-201)

…に適した植物があり、人はその土地に合う植物を選んで育てていました。すべての植物を一つの土地で順調に育てようなんて無理なことです。人間にもそれぞれ異なる才能があり、それぞれに適した仕事を任せればいいです。一人の人間がすべてのことをできるように要求するのはありえません。もし人に満足することなく、常に要求ばかりしていると、たとえ才智のある者でも満足させてくれない時がありましょう。尽きることのない欲望は天地でさえも満足させられないのと同じです。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(4-200)

…力享受俸祿,才能受到國君尊貴與人民的服從;戰士憑功勞榮獲獎賞,士兵就會不在乎禍患而傲視敵人。這二種做法通行於全國,天下就得以太平而君主也能安心了。 【日本語訳】徳のある賢人にはその才智だけで俸禄を、戦士にはその戦功だけで褒美を貰えるようにするのです。そのようにすることができれば、国君は尊いものとされて民から慕われ、兵士は禍を気にせずに敵を見下すことができます。これら二つのやり方が国中に行き渡れば、天下は太平になれて主君も安心できましょう。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(4-199)

…才品級的時候,或者採取中央政府機構的讚譽,或者查照蜚短流長的輿論。 【日本語訳】ある地方に千人あまりの書生がいるが、ある者たちは異郷に流れ着いていき、ある者たちは他郷で仕事をしています。その地方の官吏に関する人事を司る中正官は彼らの顔さえも分からないのに、どうすればその人となりや才智を知りえるのでしょうか!中正官が人の人となりや才知と官位の品格を評価する時は、中央政府の言葉を取り入れることがあれば、噂の良し悪しを参考にすることもあります。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(4-198)

…出てくることが心配でしたら、道義をもって説得し予防するのです。『君子というのは自分の本分や権力や責務を超えたことをしません。』このようにすれば、人々は自分のなすべきことがわかるし、越権してしまう臣下も無くなり、国の政は栄えられます。そのため、堯舜は賢人を探し求めるためにせわしなく回り、賢人を見つけたから落ち着いてのどかな生活を楽しまれるものだと言われます。君主が無為にして天下を太平に治められるのは、とても素晴らしいことではありませんか。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-218)

…到人民的性命。國家以人民為根本,對直接親近人民的官吏不能不關注啊! 【日本語訳】民を愛護して畑仕事を与えて、民に関する様々なことを公平に処理します。また、下級の官吏たちには厳しく接して敬畏の気持ちを抱かせるが、民には寛大に接して心身共に安らげるようにするのは、県長の勤めです。県長は民に最も近い官吏であり、民の命に深くかかわっています。そのために、民を根本としている国にとって、民と直接に親しくする官吏のことを気にしないわけにはまいりません! >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-217)

…を補佐にします。一人の君主が滅亡するかどうかを知りたいのであれば、その部下をまず観察するべきです。何故なら、同じように目が鋭い者は互いのことがよく見えます。同じように耳が敏い者は互いのことがよく聞こえます。同じ志を持っている者は互いについていきます。賢明な君主でなければ、賢明な臣下を任用できません。そのために、君主が補佐に選ぶ左右の大臣の任命には、国の存亡の兆しや政治の変わり目が隠されています。どうして慎重に観察しなくていいのでしょうか。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-216)

…重要だというのに。よくよく勉強してから政事に携えるようになれると聞いたことはあるが、政治に携えながら勉強するとは、聞いたこともありません。もし最終的にそのように実行すれば、必ず癖害が起こります。例えば狩猟は、弓矢や車の操作が熟練してから、ようやく獣を捕まえられるのです。もしまだ車に乗ったことがなく、弓矢を使ったこともなかったら、ただ車の転覆と人が押しつぶされやしないかと心配するばかりでしょう。どこに獲物のことを考える余裕がありましょうか。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-215)

…說:「五年有兩個閏月,天道才運行完備。」即使是天道,還要歷經五年的時間才完成其變化,何況人間的事情呢? 【日本語訳】官吏が職位について久しくなると、自然に自重して自愛するようになります。官吏がその職位に満足していれば、民も邪魔されることなく安らげます。『易伝』にありました。「五年ごとに二つの閏月があるから、天道の運行は完備されます。」たとえ天道でも、五年の時間を経てようやくその変化を完成させることができます。人間のことなら、尚更でしょう。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-214)

…少,職責少則容易做到盡忠職守。所以士人的職位可以世代相承,工匠的職業可以長久不變。 【日本語訳】昔、匠はほかのことを兼任せずに、士人もほかの官職を兼任しませんでした。匠がほかのことを兼任しないと、仕事が多くなることはなく、簡単に今ある務めを全うすることができます。士人がほかの官職を兼任しないと、責任は少なくなり、簡単に忠誠を尽して本分を守れます。そのために、士人の職位は世代を超えて受け継げられ、匠の職業も長く変わることはありませんでした。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-213)

…獎懲,任用賢德之人依靠道義。所以賢明的君主任用臣下必定合乎道義,必定慎重地進行獎賞和懲罰,然後賢德之人和不賢之人都能為君主所用。 【日本語訳】凡そ徳性のある賢人とそうでない者を任用する時、違う方法を取ります。そうでない者は奨励懲罰をもって動かし、徳性のある賢人は道義をもって任用します。そのために、賢明な君主が臣下を任用する時は必ず道義に合うようにして、慎重に奨励と懲罰を行います。ゆえに、徳性のある賢人でもそうでない者でも君主に使われます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-212)

…是從庶民中選用人才為官,須先考定其品德才能。評定了品德才能之後,即可分派他擔任一定的職務。能夠勝任所分派的職務,才正式給他授予品位。品位確定之後,才給予相應的俸祿。 【日本語訳】凡そ庶民の中から人材を選び出して任官させたかったら、まずその品行と徳性を評定しなければなりません。品行と徳性を評定してから、一定の職務を任せられるのです。任された職務を全うすることができてから、正式に品位を与えます。品位が確定してから、相応しい俸禄を与えるのです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-211)

…があると、必要のない俸禄が支出されて、国にとっての害虫になります。英明な君主が官職を設置する時は、人数と政事が釣り合うようにします。人数と政事が釣り合っていれば、官吏は少なくなって民は多くなります。民が多くなれば、農業の労働に従事する者は増えます。官吏が少なくなれば、俸禄をいただく者は少なくなります。官吏の俸禄が家族を養えるほど多いのならば、官吏は民を強請らなくなります。官吏が民を強請らなくなると、混乱を引き起こす違法事件もなくなります。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-210)

…断するように、どのような大きさや長さでも、それぞれの適した使い道を見つけ出せます。円規や定規で方形もしくは円形を測っても、ちょうどいい大きさになれます。たとえ奇妙な形状や変わった材質の木材でも、賢君にとって使えないものはありません。天下の植物の中で、トリカブトより毒性の強いものはありませんが、良医がそれを袋に入れて大事に持っているのは、それに使い道があったからです。竹木や野草の類でさえも捨てられることはないと言うのに、人なら尚更でしょう。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-209)

…。過去,齊威王任章子為大將討伐魏國,別人多次說章子會造反,齊威王都沒有聽信。從此之後,做齊國大將的人就不會有被懷疑的後顧之憂了,所以齊國軍隊始終很強大。 【日本語訳】人を信用する者こそ、人を上手く使いこなせます。その昔、斉の威王は章子を魏国討伐の大将に任命しました。ほかの人が何度も章子は謀反すると言っても、威王は聞き入れませんでした。それから、斉で大将になる人は謀反の疑いをかけられる心配がなくなったために、斉の軍隊はいつも強かったのです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-208)

…にした君王に私欲がないこと。五、天下の民たちと共に思い悩み、難関を乗り越えられること。互いに大局が分るようなものでいれば、臣下は言行を慎みます。功業を築くことを望んでいるのならば、臣下は戦々恐々と努めます。臣下のことを堅く信じて疑わなかったら、臣下は忠節を尽して力を捧げてくれます。大局を最優先にして私欲がないようにすれば、臣下は心力を尽してくれます。天下の民たちと共に思い悩み、困難を乗り越えられたら、臣下は死をもって忠誠を誓ってくれます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-207)

…。⑤庶慎:眾所當慎之事,即各種敕戒(警誡,教誡)。⑥有司:官吏。古代設官分職,各有專司,故稱。⑦牧夫:古代管理民事的地方官。 【白話】周公勸誡成王說:「文王在位時並沒有兼管社會輿論、各種獄訟案件及各種教敕警誡之事,均由有關部門的主管官員裁決。」 【日本語訳】周公は成王を諌めました。「文王は在位していた時に自分で社会の与論や各種の訴訟事件、教化と警告などの管理をしていませんでした。全ては関連する部門の主任官員の裁断に任せられていたのです。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-206)

…?只是對一切人、事心存恭敬,坐鎮於天子之位罷了。」(這是說舜能夠知人善任,用人而不自用,所以孔子以無為而治來讚美他。) 【日本語訳】孔子は言いました。「無為にしてよく治めた者といえば、舜でありましょう。彼が何をしたと言うのでしょうか。いいえ。ただ全ての人や物事に対して恭しい態度でいるから、天子の座に座っていられたのです。」(すなわち、舜は自分の偏見に偏ることなく、人を知ってよく使えるから、無為の治を実行できたのだと、孔子は褒めています。) >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(3-205)

…言って刑罰を下しません。実行した法令は分りやすく広く伝わっており、妄りに厳しくて煩わしくありません。その聴視は明達で愚鈍ではなく、状況の良し悪し問わずに日々報告されても嫌な気持ちになりません。賢者ができるだけその智慧を発揮できるように、そして凡人ができるだけその力を発揮できるようにするのです。その周りにいる者は安定に生活できて、遠方にいる者でもその恩恵と徳性に感激しています。何故なら、このような君主は人を使う道を確かに掌握しているのです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(2-209)

209.是故有大略①者,不可責②以捷巧;有小智者,不可任以大功③。(卷四十一 淮南子) 【注釈】①大略:遠大的謀略。略,謀略,智謀。②責:要求,期望。③功:事情,事業。 【白話】有雄才大略的人,不能苛求他們敏捷和靈巧;有小小才智者,不可委任他們去做大事業。 【日本語訳】雄才大略のある人に敏捷と器用を厳しく要求してはなりません。少々の才智のある人に大きな事業を任命させてなりません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(2-208)

208.耳不知清濁①之分者,不可令調音;心不知治亂之源者,不可令制法度。(卷四十一 淮南子) 【注釈】①清濁:音樂的清音與濁音。 【白話】耳朵不能分辨清濁聲調的人,不可以讓他調整音律;心裡不懂治亂根源的人,不可以讓他制定法令。 【日本語訳】耳が清濁声調を識別するのが出来ない人に音律を調整させることは出来ません。心が治乱根源が分かるのが出来ない人に法令を制定させることは出来ません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(2-207)

…賢是任,故民無冤枉。升泰①之祚(zuò),實由此興。(卷二十七 吳志上) 【注釈】①升泰:《三國志》通行本作「休泰」。升泰,太平安寧。休泰,安好,安寧。 【白話】從前主持刑獄的官員,只有賢能之人才可擔任,所以百姓沒有冤屈。安寧太平的福運,其實是由此興起的。 【日本語訳】昔、刑罰や訴訟の事件を主催する官員は賢能な人材しか担当出来ませんから、百姓はいわれのない不当な取り扱いを受けませんでした。安寧で太平な福運は実にここから興起しましたのです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使

群書治要三六〇(2-206)

206.治亂榮辱之端,在所信任。所信任既賢,在於堅固而不移。(卷十五 漢書三) 【白話】安定與動亂、榮譽與恥辱的發端,就在於君主所相信並任用的人。所信任的人已經是賢才了,那就要堅信他而不動搖。 【日本語訳】安定と動乱、栄誉と恥辱の発端は君主が信じて任用した人にあります。信頼する人は既に賢才であれば、揺り動かせずに、しか固く信じません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #任使