半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-201)

201.景公問晏子曰:「古之蒞國治民者,其任人何如?」對曰:「地不同宜,而任之以一種,責其俱生,不可得也;人不同能,而任之以一事,不可責遍成焉。責焉無已,知者有不能洽矣;求焉無饜,天地有不能贍矣。」(卷三十三 晏子・問上)

【白話】
景公問晏子:「古代治理國家、統治人民的君主,他們如何任用人才?」晏子說:「每一土地各有適宜生長的植物,可以選擇一適合的作物栽種,要求所有植物都能生長得好,這是不可能的;每個人才能各不相同,可以委任一適合的職事,不可能要求他所有的事都能做好。如果對人的要求無窮無盡,就算有才智的人也有不能讓人滿意的時候!如果貪求永無止盡,就算是天地也有不能令人滿足的時候。」

【日本語訳】
景公は晏子に尋ねました。「昔、国や民を治める君主はどのようにして人材を任用するのでしょうか?」晏子は答えました。「それぞれの土地にはそこで成長するのに適した植物があり、人はその土地に合う植物を選んで育てていました。すべての植物を一つの土地で順調に育てようなんて無理なことです。人間にもそれぞれ異なる才能があり、それぞれに適した仕事を任せればいいです。一人の人間がすべてのことをできるように要求するのはありえません。もし人に満足することなく、常に要求ばかりしていると、たとえ才智のある者でも満足させてくれない時がありましょう。尽きることのない欲望は天地でさえも満足させられないのと同じです。」

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