半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-214)

214.古者工①不兼事,士不兼官。工不兼事則事省②,事省則易勝③。士不兼官則職寡,職寡則易守。故士位可世④,工事可常。(卷三十七 慎子)

【注釈】
①工:古時對從事各種技藝勞動者的總稱。②省:簡,少。③勝:能夠承受,禁得起。④世:代代相傳。

【白話】
古時候,工匠不兼做其他事情,士人不兼任其他官職。工匠不兼做其他事情,事情就不多,事情不多就容易勝任。士人不兼任其他官職,職責就少,職責少則容易做到盡忠職守。所以士人的職位可以世代相承,工匠的職業可以長久不變。

【日本語訳】
昔、匠はほかのことを兼任せずに、士人もほかの官職を兼任しませんでした。匠がほかのことを兼任しないと、仕事が多くなることはなく、簡単に今ある務めを全うすることができます。士人がほかの官職を兼任しないと、責任は少なくなり、簡単に忠誠を尽して本分を守れます。そのために、士人の職位は世代を超えて受け継げられ、匠の職業も長く変わることはありませんでした。

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