半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-217)

217.智如原泉①,行可以為表儀②者,人師也。智可以砥礪③,行可以為輔檠(qíng)④者,人友也。據法守職⑤,而不敢為非者,人吏也。當前快意⑥,一呼再諾者,人隸也。故上主以師為佐,中主以友為佐,下主以吏為佐,危亡之主以隸為佐。欲觀其亡,必由其下。故同明者相見,同聽者相聞,同志者相從,非賢者莫能用賢。故輔佐左右所任使⑦,有存亡之機,得失之要也,可無慎乎!(卷八 韓詩外傳)

【注釈】
原泉:源泉,即有源之水。原,「源」的古字。②表儀:表率,儀範。③砥礪:磨鍊,鍛鍊。④輔檠:相互矯正。檠,矯正,多指矯正弓弩。商務本此處校勘記云:「檠作弼(bì)」。弼,輔佐,輔助。⑤守職:忠於職守。⑥當前快意:在人面前投合對方的心意。⑦任使:差遣,委用。

【白話】
智慧像有源頭的泉水一樣永不枯竭,行為可以作為眾人表率的人,是人之師。智慧可以互相磨鍊提升、行為可以互相矯正的人,是人之友。依據法規做事、恪守職責、不為非作歹的人,是人之吏。在人前投合對方的心意,對方一呼喚,連聲應諾,是人之奴。所以有道的明君以人師作為他的輔佐,中等才德的君主以人友作為他的輔佐,下等的君主用人吏作為他的輔佐,使國家危亡的君主用人隸作為他的輔佐。要看一位君主是否會滅亡,一定先觀察他的下屬。所以眼光同樣敏銳的人能相互看見,耳朵同樣靈敏的人能相互聽到,志趣相投的人能相互跟隨,不是賢君就不能任用賢臣。所以君主對於左右輔佐大臣的委用,其中就隱藏著國家存亡的機兆、政治得失的關鍵,怎麼可以不謹慎對待呢?

【日本語訳】
智慧が水源のように涸れることなく湧き出て、行いが衆人の模範になれるような者は、人の師です。互いに智慧を磨き上げ、行いを矯正しあえる者は、人の友人です。法規に従って物事を進め、己の本分と職責を守る者は、人の官吏です。人前では相手の気持ちに投合し、相手が呼べばすぐに何度も応える者、人の奴隷です。そのために、治世の道が分る明君は人の師を補佐にします。中の才徳を持っている君主は友人を補佐にします。下の才徳しか持たない君主は官吏を補佐にします。国を存亡の危機に陥れる君主は奴隷を補佐にします。一人の君主が滅亡するかどうかを知りたいのであれば、その部下をまず観察するべきです。何故なら、同じように目が鋭い者は互いのことがよく見えます。同じように耳が敏い者は互いのことがよく聞こえます。同じ志を持っている者は互いについていきます。賢明な君主でなければ、賢明な臣下を任用できません。そのために、君主が補佐に選ぶ左右の大臣の任命には、国の存亡の兆しや政治の変わり目が隠されています。どうして慎重に観察しなくていいのでしょうか。

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