半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-210)

210.賢主之用人,猶巧匠制木①,大小脩短②,皆得所宜;規矩方圓,各有所施③;殊形異材,莫不可得而用也。天下之物,莫凶於奚毒④,然而良醫橐(tuó)⑤而藏之,有所用也。是故竹木草莽⑥之材,猶有不棄者,而又況人乎!(卷四十一 淮南子

【注釈】
①制木:裁取木料。②脩短:長短。脩,同「修」,長。③施:用。④奚毒:附子的別名,又名烏頭。根莖塊狀有毒,可作鎮痛藥。⑤橐:用口袋裝。⑥莽:叢生的雜草。

【白話】
賢德的君主任用人才,就像技藝高超的工匠裁取木料,無論大小長短,都各盡其用;用圓規、矩尺量取方圓,都用得恰到好處;就是形狀奇異、質地特殊的木材,也沒有不能用的。天下的植物,沒有比附子毒性更強的,然而良醫卻將它用袋子裝著收藏起來,因為它有用處。因此,竹木野草之類,尚且不被拋棄,更何況是人呢!

【日本語訳】
賢明な君主が人材を任用する時は、まるで凄腕の匠が材木を裁断するように、どのような大きさや長さでも、それぞれの適した使い道を見つけ出せます。円規や定規で方形もしくは円形を測っても、ちょうどいい大きさになれます。たとえ奇妙な形状や変わった材質の木材でも、賢君にとって使えないものはありません。天下の植物の中で、トリカブトより毒性の強いものはありませんが、良医がそれを袋に入れて大事に持っているのは、それに使い道があったからです。竹木や野草の類でさえも捨てられることはないと言うのに、人なら尚更でしょう。

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