半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-57)

57.人君之大患也,莫大乎詳於小事,而略於大道①;察於近物,而暗於遠數②。自古及今,未有如此而不亡也。(卷四十六 中論)

【注釈】
①大道:指最高的治世原則,包括倫理綱常等。②遠數:深遠的謀劃。

【白話】
君主最大的弊病,莫過於詳察小事而忽略了治國的重要綱領;莫過於只看到眼前的事物,卻忽略長遠的謀劃。從古至今,只要如此,沒有不滅亡的。

【日本語訳】
君主にとっての大きな心配事は、小さなことには詳しいのに、治国に関する重要な綱領を疎かにしてしまうことです。目の前の物ばかりに気を取られて、遠く未来までの計画を忘れてしまうこともその心配事の一つです。昔から今まで、このようになると、滅ばなかった国はありません。

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