半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-85)

85.在上不驕,高而不危;制節謹度,滿而不溢。高而不危,所以長①守貴也;滿而不溢,所以長守富也。富貴不離其身,然後能保其社稷,而和其民人。蓋諸侯之孝也。《詩》云:「戰戰兢兢,如臨深淵,如履薄冰。」戰戰,恐懼。兢兢,戒慎。如臨深淵,恐墮。如履薄冰,恐陷。(卷九 孝經)

【注釈】
①長:長久;永久。

【白話】
身居高位能敬上愛下而沒有傲慢之心,儘管地位再高,也不會發生傾覆的危險;能節儉守法,即使財富再充裕,也不會奢侈浪費。處於高位而沒有傾覆的危險,這樣就能長久保持尊貴的地位;財物充裕而不浪費,這樣就能長久守住財富。能使財富和尊貴不離於身,然後才能保住自己的國家,使人民和樂相處。這就是諸侯應盡的孝道!《詩經》說:「時時要戒慎恐懼,好比行走在深潭的旁邊,又好像踏在薄冰的上面,唯恐會陷落,所以凡事都要謹慎小心,提高警覺。」

【日本語訳】
高位にいる者が傲慢にならずに目上の者を尊敬し、目下の者を愛護することができれば、たとえどれほど高い地位にいても、覆される危険に晒されません。節約して法を守られれば、たとえどれほど裕福になっても、贅沢をしてしまうことはありません。高位にいながら、覆される危険がないと、尊い地位から失墜することはありません。十分な富を持っていながら浪費しないと、財産をいつまでも保持できます。財産と地位を失わないでいてこそ、自分の国家を守り、民に健やかな楽しい生活を送らせます。これぞ諸侯が極めるべき孝の道です。『詩経』に曰く、「いつまでも警戒し恐れることです。まるで深い湖のすぐ傍に歩いているように、または薄氷の上で歩を進めるようです。落ちることを恐れているから、何事に対しても慎重にして注意深く、警戒心を保つべきです。」

>> 群書治要三六〇 #貴德 #孝悌